「阪神4−3広島」(14日、甲子園球場)1年前、18年ぶりのリーグ優勝で6度宙を舞った記念日を劇的なサヨナラ勝ちで祝った。だが、阪神・岡田彰布監督(66)はそんな思い出に浸ることなく「今日は勝たせてもらった展開」と苦言を呈し、自軍のかぶとの緒を引き締めた。指揮官が厳しく指摘したのは、バッテリーの配球についてだった。1点ビハインドの六回、才木が先頭の秋山に初球を左前に運ばれた。結果的にこの走者