大林組が後場に急落した。この日、23年3月期の連結決算発表にあわせ、24年3月期の業績予想を開示し、最終利益が前期比29.2%減の550億円になるとの見通しを示した。2ケタの減益計画が嫌気されたほか、PBR(株価純資産倍率)1倍を下回る同社が決算発表と同時に新たな株主還元策などを示さなかったことに対する失望感も相まって、売りが膨らんだようだ。 売上高は同14.9%増の2兆2800億円の見通し