川崎市のドヤ街で発生した火災事件は、5月24日までに搜索が終了、9名の遺体が発見され3名の身元が判明した。火災原因の確認や身元調査はこれから本格化するが、ハッキリしているのは今回の火事が、生活保護制度の数々の歪みを浮き彫りにしたことだ。「ドヤ」を居住地とする生活保護受給者は川崎市で1300人今回の火災で行政の責任は大きい。簡易宿泊所を「宿」を逆さまにした「ドヤ」と呼ぶのは、それだけ劣悪な環境だから