先月31日、ハリルホジッチ監督の就任2戦目となるウズベキスタン戦に快勝した日本代表。これまで代表を支えてきた本田圭佑や香川真司、岡崎慎司といった中心選手に加え、柴崎岳、宇佐美貴史、川又堅碁ら新戦力も活躍し、今後の代表争いにも注目だ。

すると4日放送、日本テレビ「Going! Sports&News」では「先発当確!? ハリル監督の満足度ベスト5」と題し、サッカー解説者・都並敏史氏が同一戦で“ハリルホジッチ監督を満足させた選手”を推測、ベスト5を発表した。

まず4位タイとして紹介したのは、森重真人(FC東京)と香川真司(ドルトムント)だ。森重を「(DFの)裏への競争がすごい大事なテーマなんです。(相手FWの)それに負けてない。ここが評価が高い」という都並氏は、香川についても「ボールを持った時の決断が早かった。シュートなのかパスなのか、迷いなくキレも出てきた。シュートの姿勢も“自分で”っていう感じがすごくします。本来持ってるレベルに到達していない時期がずっときていたんですけど調子が戻ってきた」と評価した。

また、3位は柴崎岳(鹿島アントラーズ)にゴールを譲ったことで男を上げた岡崎慎司(マインツ)だ。「泣けるね」と切り出した都並氏は「90分、あんだけ献身的に走り回って、尚且つ結果を出して、さらには人に譲る。他の国が持っていない日本人の良さでもあるし、ああいうことによって皆が気持ちを高める。いい状態で常に戦う。これが日本にとって不可欠」と絶賛している。

2位は「他の人が持っていないのがこのドリブルっていう感覚。メッシとかそういう世界。あそこを抜ける選手はそういない。あの点だけでも特別な才能だと思う」と語った宇佐美貴史(ガンバ大阪)。1位は「監督の求める縦に速く遠くの選手に対してダイレクトにスパンスパン、パスを供給していた」という青山敏弘(サンフレッチェ広島)だった。

さらに番組内では本田についても言及した都並氏。「(ハリル監督は)満足していないでしょうね」と語ると、「65点」と採点。「今一つ今のハリルジャパンにフィットしていない状況」と分析した。