日本のNPO法人「言論NPO」と韓国のシンクタンク「東アジア研究院(EAI)」は2014年7月10日、日刊両国民を対象にした共同世論調査の結果を発表した。両国民に相手国に対する印象を聞いたところ、日本側は「良い印象」が13年の31.1%から20.5%に大幅に減少したのに対して「悪い印象」が37.3%から54.4%に大幅に増加した。日本側が韓国側に悪い印象を持つ理由としては「歴史問題などで日本を批判するから」という回答が多かった。

半面、韓国で日本に「良い印象」を持っていると答えた人は13年の12.2%から17.5%に増え、「悪い印象」を持っている人は76.6%から70.9%に減少した。韓国側は日本側に良い印象を持っていない理由として「韓国を侵略した歴史について正しく反省していないから」を挙げた人が目立った。

調査は日本では14年5月から6月にかけて18歳以上を対象に、韓国では6月に19歳以上を対象に行われた。