「自動車の海、世界を抱く」という主題で今月29日から11日間にわたって開催される「2014釜山国際モーターショー」(BIMOS 2104)が最終リハーサルを終え、開幕に向けてのカウントダウンに入った。今年は初参加となる光岡自動車に注目が集まっている。(イメージ写真提供:(C)  Mongkol Chakritthakool/123RF.COM)

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 「自動車の海、世界を抱く」という主題で今月29日から11日間にわたって開催される「2014釜山国際モーターショー」(BIMOS 2104)が最終リハーサルを終え、開幕に向けてのカウントダウンに入った。今年は初参加となる光岡自動車に注目が集まっている。複数の韓国メディアが報じた。

 今年のモーターショーは、ベクスコ新館、本館展示場、屋外展示場で29日から6月8日まで開かれる。29日はプレスデーとして運営し、一般は開幕式が行われる30日から6月8日まで観覧が可能。

 今回は日本から、光岡自動車が初参加する。韓国メディアは「日本人たちもよく知らない日本の自動車ブランドが、韓国モーターショーに初めて進出する」として、光岡自動車を紹介。

 日本の首都圏から遠く離れた北部、富山県に本社を置くうえ、手仕事で主力車種を限定製作するという日本でも珍しい車のブランドであると解説した。 

 光岡自動車によると、2014釜山モーターショーにはオロチ、ヒミコ、ガリュー(我流)などの3種類の車を披露する予定。

 記事の中では、光岡自動車の関係者が「全ての工程を職人が直接、手動で組み立てて生命力を吹き込むのが会社の理念」とし「自分の個性を追求するマニア層の顧客をターゲットにしている」と、同社について説明していることを紹介している。

 光岡自動車は、昨年には釜山市海雲台区で160坪規模の展示場をオープンし、一部の製品を販売。今回の釜山モーターショーでは、韓国でのブランド認知度を高めて、本格的な販売に乗り出す計画。

 一方、今回の展示規模は、参加者数や展示面積で釜山モーターショー史上最大となる見込みで、来場者100万人誘致との目標を立て、大々的な広報戦を展開する。(編集担当:李信恵)(イメージ写真提供:(C)  Mongkol Chakritthakool/123RF.COM)