立入禁止エリア進入で警報 国内空港で初導入のシステム 「デジタル安全バリア」とは 北海道・新千歳空港
利用客で賑わう新千歳空港で、空の安全を支える新たな取り組みが始まりました。
国内空港で初めて導入された最新システム。
一体どのような仕組みなのでしょうか。
北海道の空の玄関口「新千歳空港」。
インバウンドの観光客などで空港は賑わいを見せていました。
そんな新千歳空港で、飛行機の安全運航を高める新たなシステムが、国内の空港で初めて試験運用を開始しました。
(藤得記者)「私はいま空港の制限エリアにいます。こちらは私の位置を示すGPSの端末なのですが、しばらく歩を進めていきますと…」
(藤得記者)「このように注意エリアに進入したという警告音が鳴ります」
これが「デジタル安全バリア」というシステムです。
GPSを使い、作業員や車両の位置をリアルタイムで把握し、立ち入り禁止エリアへの接近や進入を検知すると、段階的に警報が鳴ります。
実際に立ち入り禁止エリアに入るとー
(警告音)「禁止エリアです。ただちに離れて」
システムを開発したのは、誘導路にあるライトなどを管理する電気工事会社です。
デジタルシステムを活用し、誤って進入するリスクを極力減らすことが狙いです。
(三共電気工業 内田順一常務取締役)「目と耳で気づきを与えるところを着目点にしている」
(北海道エアポート空港部 横川直樹課長)「現場の方たちによって支えられている空港だと思っていますので、デジタルで補完して空港全体の安全が保てればいいなと思っています」
2年前、新千歳空港では貨物機が着陸態勢に入っていた際に、誘導路の工事に向かっていた車両が滑走路に進入する重大インシデントがありました。
安全への意識とデジタル技術を融合し、私たちが安心して飛行機を利用できる環境づくりが進んでいます。
