小笠原慎之介 “引退”も視野…苦悩の中で届いた巨人からのオファー 失意の中で響いた言葉とは
日本テレビ「Going!Sports&News」(土曜&日曜後11・55)が4日に放送され、ナショナルズ傘下2Aハリスバーグから巨人に移籍し、2年ぶりの日本球界復帰を果たした小笠原慎之介投手(28)に独占密着した様子をオンエア。小笠原の苦悩の日々と、巨人入りを決断した理由が明かされた。
神奈川・東海大相模時代に夏の甲子園優勝投手となり、2015年ドラフト1位で同校から中日入り。2024年までのプロ9年間で通算46勝65敗、防御率3.62の成績を残し、ポスティングシステムを利用して海を渡った。だが、メジャーリーグでは1勝1敗と成績を残せず。2A生活を送っていたシーズン途中での巨人入りを決断した。
番組では、帰国直前の米国で独占密着。インタビューに応えた小笠原は「球速の出ないやつはいらない、みたいな感じで」と球団からの厳しい言葉を明かし、「それでもなんとか必死こいて3A上がってアピールしてやろうとは思ったすけど。明日155キロ投げれるかって言ったら“ハテナ”なので。自分のレベルアップだけ考えて。帰ってからいろんな選手の映像見ながら。そしたら、気付いたら(深夜)1時とかになってたんで」と必死に試行錯誤を続けたマイナーリーグでの日々を振り返った。
だが…。
「チームで1番目、2番目ぐらいだったんですよ、トータルの成績の良さが。それでもやっぱ上がらないっていうのは…。必要とされていないチームにいるのもなぁと思いながら。このまま野球やめてもいいかなぐらいだったんですよ」
28歳の若さで“引退”の文字が頭に浮かぶほど精神的に追い詰められていた時に届いたのが、巨人からの獲得オファーだったという。
「僕が日本に帰るっていうイメージもあんまりなくて。(巨人からの)“今すぐにでも”っていう言葉が一番響いたかもしれないですね。必要としてもらえてるっていうのはうれしいというか。僕が野球をやってきて、こういうチームで仕事をするのがベストなのかなって」
新天地への移籍を決断し、日本に帰国する直前には「野球をやって認めてもらうしかない。それだけです。それしかないですからね」と番組に決意を明かした小笠原。
現在、阪神、ヤクルトと激しい首位争いを繰り広げている巨人は14日からヤクルト、中日、広島と9連戦。早ければこの9連戦中にも1軍マウンドに上がることになりそうだ。

