海外不動産投資家の宮脇さき氏が、自身のYouTubeチャンネルで「【ビジネスクラスも危険】機内で日本人が狙われる恐怖のサイン!プロの窃盗団によりやばい事態が起きる」と題した動画を公開した。
2024年以降、機内でのクレジットカード盗難の被害報告が各国で相次ぎ、当局が公式の警告を出す事態となっている。
宮脇氏は、組織化が進む機内窃盗の最新手口と、海外渡航時にとるべき対策について、その背景や日本への影響を独自解説している。

宮脇氏はまず、機内が犯罪を実行しやすい環境である点を挙げた。
密室で逃げ場がなく警察もおらず、長距離便では乗客が眠り込んで警戒が緩むためである。
機内窃盗はここ2~3年で個人の犯行から組織的な集団へと様変わりし、被害も拡大しているという。
香港行きのフライトでは169件、被害総額にして約1億円以上の盗難が報告され、国際航空運送協会(IATA)の総会でも国際的な議題に上がった。
窃盗団は通常3人組で役割を分担し、ターゲットの選定役と見張り役に分かれて短時間で犯行に及ぶとされる。
代表的な手口が、財布ごとではなくカードを1枚だけ抜き取る方法である。
1枚だけなら気づかれにくく、暗証番号の要らない少額のタッチ決済を繰り返して現金化されると説明した。

続いて、宮脇氏は日本人が標的になりやすい背景を指摘した。
現金の保有額が比較的多く、被害に遭っても声を上げにくい傾向があるうえ、高級時計やブランド品、最新のスマートフォンといった持ち物が狙われる一因になるという。
従来こうした被害はエコノミークラスやLCCが中心とされてきたが、近年はビジネスクラス以上の乗客の荷物を狙う事例も複数報告されている。
ただし、これは富裕層に限った話ではなく、海外へ出かける一般の旅行者も同様に警戒すべき問題である。
対策として宮脇氏は、貴重品を頭上の棚に置かず手元で管理すること、シートベルトサインが消えた直後の約10分間は特に警戒することを挙げた。

最後に宮脇氏は、被害を抑える備えとして、カードの利用通知をオンにすることやタッチ決済の上限額を下げること、利用カードをメインとサブに分けて別々に保管することを勧めた。
特に、その場で口座から即時に引き落とされ補償も受けにくいデビットカードの持ち歩きには注意を促した。
そのうえで「きちんと対策すれば過度に恐れる必要はない」と述べ、防衛術を身に付けることの重要性を語って動画を締めくくった。

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