テレ朝「あのちゃんねる」終了に「確認体制の強化、情報共有の仕組みを見直して再発防止行いたい」
テレビ朝日は26日、東京・六本木の同局で定例社長会見を行い、先月23日に歌手のあの(年齢非公表)が降板宣言し、今月16日に最終回を迎えた「あのちゃんねる」について同局の西新社長が言及した。
同番組を巡っては先月18日放送回で、あのが「嫌いな芸能人」としてタレントの鈴木紗理奈の名前を挙げた。放送後に鈴木は「普通にショックやし、共演してない時に言うとか意味わからん。普通にいじめやん」などとSNSで苦言を呈した。TVerの当該放送回は配信停止となり、同22日には番組が公式サイトで「スタッフの配慮が足りず、不快な思いをさせてしまった」として謝罪。翌23日に自身のXで、これまでも番組サイドに「この表現は嫌です」と伝えるなどしたことが何度もあったと明かし、「でも、もう続けたくないので番組を降ります。つまり、番組が終わるということになると思います」と表明した。28日に局が番組終了の判断を下した。
西社長は「今回の事案について番組スタッフの配慮が足りずに鈴木紗理奈さまに大変不快な思いをさせてしまい、あのさまにとっても本意では無い形の放送企画編集内容によって皆さまに誤解を招く結果となってしまいました。鈴木さま、あの様をはじめ、関係者の皆さまに多大なるご迷惑をお掛けし改めておわび申し上げたい」と謝罪。
終了の経緯を「社内及び関係者の皆さまと協議を行い、番組を終了させていただきました」と説明。「関係者間のコミュニケーション、情報共有、制作プロセスの確認体制などに改善すべき点があると考えております。関係者には厳重注意を行うとともに制作全体として事案を受け止めて、確認体制の強化、情報共有の仕組みなどを見直して再発防止に取り組みたい」と話した。厳重注意の内容について「処分ではなく、制作局全体で検証しつつ、当該の番組を作る版画ありますので、そこに関してはしっかり注意をして検証しています」とした。
再発防止策の具体的内容については「社内でコミュニケーションを取っておりますので控えさせていただければと思います。先ほど申し上げましたように確認を含めて現場での改善点と、研修など精神的な改善点の再発防止をしっかり行いたい」とコメントした。
「あのちゃんねる」は「START UP!ドリームエンタ」と称され、その中の一部で同番組と「キョコロヒー」などがこれまで放送されてきた。今後については「現状ではキョコロヒーなど深夜でこれまで放送してきたバラエティーを単発運用という形で放映する形で考えております」とした。

