【大阪杯/追い切り診断】“これまでとは一線を画す内容”に最高評価「S」 我慢の利いた走りで「初めて集中して調教をこなしての臨戦に成功」
第70回(5日/GI、阪神芝ダ00m)には、昨年のダービー馬クロワデュノール、GI戦線で活躍が続くダノンデサイル、得意の阪神コースで2つ目のGIタイトルを狙うメイショウタバルなどが出走予定。
本記事では、出走各馬の追い切りを診断し、高評価の有力馬や穴馬をピックアップ。ここでは「メイショウタバル」を取り上げる。
■メイショウタバル
武豊騎手をして掴みどころがないと言わしめる個性派。気分ひとつで走りが一変するタイプながら、この中間の気配はこれまでと違う落ち着きが感じられる。
メイショウタバル調教映像
1週前はCWコースでの併せ馬。6F80.5-63.9-49.5-35.5-11.4。特筆すべきは道中の我慢で、一杯追いながら僚馬の後ろに入れてもリズムを崩さず、体幹の安定したフォームを維持。コーナーでの立ち回りもスムーズで、直線では一呼吸置いてからの加速となったが、その際の首の使い方が非常に滑らかで余力十分に抜け出した。これまでの“行きたがるだけ”の動きとは一線を画す内容だ。最終追いも序盤からリラックスした入りで、ハミを取り過ぎることなく自然体のフォーム。直線では鞍上の軽い促しに応じてスッと反応し、単走ながらいつになくメリハリを利かせて走れていた。
父譲りのパワーと持続力に、この中間で見せた我慢の利いた走り。以前は気分に任せて完歩が乱れがちだったが、今回はストライドを保ったまま加速へ移れる点が大きな変化と言えそう。明らかに走りが洗練されてきた。無駄なエキサイトもなく集中して調教をこなしての臨戦に成功したのは初めてのこと。得意の阪神コースも何よりで期待は高まる。
総合評価「S」
