新FDに就任した中田。写真：梅月智史（サッカーダイジェスト写真部）

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　鹿島アントラーズは10月９日、新たな強化責任者に中田浩二が就任したことを発表した。

　2022年から強化責任者を務めていた吉岡宗重フットボールダイレクターが、これまでの取り組みと今後の方向性が協議された結果、双方合意のもと退任していた。
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　現役時代にJリーグでは鹿島一筋で活躍した元日本代表の45歳は、引退後は鹿島のクラブ・リレーションズ・オフィサー（C.R.O）に就任。今季開幕前には同じくOBの山本脩斗と共に、強化部に加わっていた。

　中田新FDは公式サイトを通じて「アントラーズのため、伝統を継承しながら全員が団結して戦い、勝利という使命を果たすことが自分の仕事だと思っています。強化責任者としてチームを良い方向へ導けるよう、選手、スタッフ、フロントと手を携えながら、全力を尽くしていきます」とメッセージを発信した。

　選手としても、スタッフとしてもクラブを支えてきたレジェンドが、再出発を図る鹿島でどんな手腕を発揮するか注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部