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ブラジルの最高裁は、利用停止が続いていたSNS「X」の再開を許可しました。

ブラジルの最高裁は8日、虚偽の情報を拡散したアカウントの削除や2860万レアル=およそ7億7000万円の罰金を全額支払うなど、司法の求めに従ったとして、Xの再開を許可しました。

Xをめぐっては、ブラジルの最高裁が人種差別や脅迫を大量拡散させる材料になっているとして、Xに特定のアカウントの削除を求めていたものの、命令に従わなかったため、8月30日にサービスの完全停止を命じていました。

また、Xのオーナーであるイーロン・マスク氏は「政治目的で言論の自由を破壊している」と最高裁の決定を批判していました。