大谷翔平(C)共同通信社

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【メジャーリーグ通信】

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 日本では大谷翔平が球審に不利な判定をされて三振に倒れるとニュースになるので、大谷はアンパイアに足を引っ張られていると思っている人が少なくない。

 しかし、実際は有利な判定をされているケースの方がはるかに多い。審判の中には大谷翔平ファンがたくさんいるからだ。

 審判は公正が建前なので、自分から「俺は大谷ファン」だと言うことはないが、ゲーム中に彼らが大谷に対して見せるファンならではの行動や、うれしそうな表情を見れば、熱烈なファンであることはすぐにわかる。

 大谷は打席に入る際、必ずヘルメットのひさしに手を当て球審に敬意を示すが、出塁した時も一塁、二塁、三塁の塁審にも同じことをする。大谷がキャップに手を当てる、すると、審判は、すかさず話しかけるシーンが目立つ。大谷が面倒くさがらずに、それに笑顔で応じるので、一度大谷のファンになった審判はずっとファンであり続けるようだ。

 大谷ファンの代表格、アラン・ポーター審判が塁審を務めた際、進塁してきた大谷に声をかけて塁上でハグを交わしたり握手したことがある。大谷の方も同審判に親しみを感じるようで、二塁ないし三塁に進んだ時、ポーター審判が近づいてくると、自分から同審判の肩に手をのせて親しみを示し、満面に笑みを浮かべて言葉を交わしている。

 若手のラモン・デヘスース審判も熱烈なファンで、大谷がブレークした2021年から塁上で言葉を交わす光景が見られるようになった。同審判がWBCの予選B組(東京ラウンド)で審判を務めたことでさらに親しくなったようだ。今年3月、オープン戦の開始前にグラウンドで大谷とその日の審判団がすれ違った時、デヘスース審判がいることに気付くと、自分から近付いてグータッチを交わしている。

 これまで投手大谷が先発した試合でデヘスース審判は2度球審を務めているが、大谷に対しては、判定も甘めになるため大谷は2試合とも好投を見せ、防御率は0.64という目を見張る数字だった。

 大谷ファンの審判はコーチに邪魔されずに話せる二塁の塁審を務めることに大きな喜びを感じているようだが、中にはできるだけ長く話したがる者もいる。

 若手のコーリー・ブレイザー審判は、投手交代の間を利用して大谷に近づいて長々と話し込んだことが少なくとも2度ある。大谷の方も満面に笑みを浮かべて楽しそうに話していたので、相手が乗ってくるような面白ネタを用意して話しかけたとしか思えない。

(友成那智/スポーツライター)