【紀州のドン・ファン殺害事件】被告のスマホ履歴を分析した警察官が出廷「インターネットの検索履歴がほぼ残っていないのはなぜ?」の問いに…

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 「紀州のドン・ファン」殺害事件の裁判。被告のスマホ履歴を分析した警察官が出廷しました。

 須藤早貴被告(28)は、6年前に、夫で「紀州のドン・ファン」と呼ばれた資産家・野崎幸助さん(当時77)に、何らかの方法で致死量の覚醒剤を摂取させ、殺害した罪に問われています。

 これまでの裁判で検察側は、事件前に被告が「覚醒剤 過剰摂取」などと検索し、「完全犯罪をたくらんでいた」と主張。一方、須藤被告は「私は殺していません」と無罪を主張しています。

 9月17日は、被告のスマートフォンの履歴を分析した男性警察官に証人尋問が行われ、検察側から「事件前のYouTubeの履歴が残る一方で、インターネットの検索履歴がほとんど残っていないのはなぜだと考えられるか」と問われると、「インターネットは履歴が残る設定をオフにしていたが、YouTubeは設定をオンにしたまま使っていたと考えられる」などと述べました。