電車に揺られている間もぼーっとしたりはしない…(写真:stock.adobe.com)

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時事問題から身のまわりのこと、『婦人公論』本誌記事への感想など、愛読者からのお手紙を紹介する「読者のひろば」。たくさんの記事が掲載される婦人公論のなかでも、人気の高いコーナーの一つです。今回ご紹介するのは愛知県の50代の方からのお便り。最近よく耳にする「マネ活」「ポイ活」にチャレンジしてみたところ――。

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頭をフル回転させて

最近よく耳にする、「マネ活」「ポイ活」といった節約術を実践している。投資に回せる資金がないので、もっぱらこまめな努力でやりくりしているのだが、新しい技術を臆せず取り入れてみたら、毎日楽しく節約ができるようになった。

まずは毎日かかる食費。職場でのお昼はお弁当を持参、夜はスーパーで半額商品を狙う。最近はセルフレジがあるので、値引きシールばかりでも恥ずかしくないのがありがたい。

通勤は、乗り換えを省いて会社まで歩く。これだけで交通費が毎月数千円浮くし、有酸素運動にもなる。目標歩数が達成されると自販機でドリンクがサービスになるアプリを使っているので、一石二鳥だ。

電車に揺られている間もぼーっとしたりはしない。スマホでスーパーのアプリをチェックして、数量限定の割引クーポンがないか常に探している。

割引になるアプリはほかにもある。たとえば愛犬の毎月のカット代は、アプリからトリミングスクールに申し込むと、生徒さんがシャンプーからカットまでしてくれることがあるので、一般的な料金の半額に。

自分の美容院代も、タイミングが合えばカットモデルを予約して、無料から1500円くらいに抑えられる。ネイルも然りで、節約のためにおしゃれを我慢しなくていいのが嬉しい。

他にもある節約術は…

また、最近知人に教えてもらったのが、税金の支払い方法である。某QRコード決済手段にクレジットカードからチャージをすると、ポイントが付与されるので実質数百円安くなった。税金で得することができるとは驚くばかりだ。

こうやって日常的に頭をフル回転させていると、老化も防げるし、何よりいくら節約できたか目に見えるので、「よっしゃ」とガッツポーズでもしたい気持ちになる。

そうかと言って、節約自体が目的になっては寂しいものだ。貯めたお金で、自分のために、贅沢な食事やお洋服などご褒美をあげるのが、節約の一番の醍醐味である。

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