延長12回2死、オリックス・福永を見逃し三振に仕留め、ガッツポーズをする岩井(撮影・早浪章弘)

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 ◆オリックス0―3ソフトバンク(15日、京セラドーム大阪)

 ドラフト2位ルーキーの岩井俊介投手(23)が、今季10試合目の登板でプロ初セーブを挙げた。

 3点を取った直後の延長12回に登板。初めてセーブシチュエーションでマウンドに上がり、「緊張したけど、いろんな人が『思い切っていけよ』と言ってくれた。思い切りいくことができました」。2三振を含む三者凡退で4時間36分の熱戦を締めくくった。

 13日の同カードは8回に登板して1失点。「前回やられていたので、さすがにやられるわけにはいかないと思った。全力でいきました」とリベンジにも成功。8日の西武戦での初ホールドに続き、初セーブもゲットした右腕は「勝ちに少しでも貢献できているのがうれしい。(あとは)白星が欲しいです」と笑みを浮かべた。