延長11回1死一、三塁、一走・周東が(左)がけん制死となり、ベンチで腕を組む小久保監督(撮影・永田浩)

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 ◆オリックス0―3ソフトバンク(15日、京セラドーム大阪)

 ソフトバンクが延長12回の熱戦を制し、今季3度目の6連勝を飾った。両チーム無得点の12回、栗原陵矢が均衡を破る中前適時打を放った。優勝マジックは7。試合後、小久保裕紀監督の一問一答は以下の通り。

 ―どちらに転ぶか分からない展開を勝ちきった。

 「大津がよく投げましたね。宮城相手に(宮城の)あのピッチングじゃなかなか点が取れないなという中でゼロで来たので。今年一番ぐらいのピッチングだった。あとは若いピッチャー陣がね。ミスもありましたけど、結構自信になる。優勝争いをしている中でのビジターの試合で、自信になる登板だったんじゃないですかね」

 ―延長11回は1死一、二塁から登板した尾形崇斗が火消しに成功した。

 「あの回は頭からいくか迷って。あんまり今日、俺冴えてなかったので、その辺は選手が全部カバーしてくれて。セデーニョからいくというのは決めていたんですけどね。頭からいくかどうかでちょっと迷いがあったんですけど」

 ―大津亮介が先発5番手争いに好アピール。

 「5番目の枠は今何人かで争っているので、今日のピッチングをしてくれたら、当然、候補の上位には来ますね」

 ―延長11回は周東佑京のけん制死もあった。

 「あれもいろいろあるんで。よく、ピッチャーが頑張った試合です」

 ―延長12回は栗原陵矢が決めた。

 「あと1本がどっちに出るかという試合だったので、最後の最後にこっちに出たということでね。今日は本当、若いピッチャーがよく頑張ったんじゃないですか」

 ―ルーキーの岩井俊介がプロ初セーブ。

 「3点あったので少し気は楽だったかもしれないですけど。プロ初セーブですかね。尾形がプロ初勝利? 2勝目。(中村)晃が1500試合ですね。めでたい試合で良かったです」