大谷(C)AP=共同

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 ドジャース・大谷翔平(30)が、日本時間9日のガーディアンズ戦で自己最多タイの46号本塁打を放ち、「46ー46」(46本塁打ー46盗塁)とし、前人未到の「50ー50」に向け、カウントダウン態勢に入った。

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 残り19試合で上積みは十分可能とはいえ、対戦相手はこれまで以上に警戒するのは必至。どんな手段を用いてでも、大谷の偉業達成を阻止しにくるだろう。

 例えば、きょう(10日)から3連戦を行うカブスのクレイグ・カウンセル監督は審判のジャッジだけでなく、相手のプレーに対してクレームをつけるトラブルを起こしている。今年5月に今永がブレーブス戦に登板した際、昨季のナ・リーグMVPのアクーニャJr.のハーフスイングを取らなかった一塁塁審に激高。激しい口調で抗議するとともに、アクーニャを威嚇するかのように睨みつけて退場処分に。相手選手の揺さぶりにも長けているだけに、大谷に対しても、何かしらの因縁つけることに躊躇しないはずだ。

 14日からのブレーブス戦も厄介だ。ブライアン・スニッカー監督は昨年7月のエンゼルス戦で、序盤の二回にも関らず、大谷を申告敬遠。今回のド軍3連戦でも状況によっては大谷との勝負を避ける可能性はある。

 25日から3連戦が組まれているパドレスのマイク・シルト監督は”ヤジ将軍”として有名だ。22年のジャイアンツ戦で相手の一塁ベースコーチと口論になり、人種差別的な言動で問題視された。後に謝罪し、大リーグ機構からはお咎めはなかったものの、相手選手やコーチに対して要所要所で容赦ないヤジを飛ばす。大谷は格好のターゲットにされかねない。

 この3球団とも、ワイルドカードでのポストシーズン進出の可能性を残している。レギュラシーズンを勝ち上がるためにも、3人の名将はなりふり構わず大谷の封じ込めを図りそうだ。

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 そんな大谷に、26年WBC出場辞退の可能性が浮上している。周囲は「大谷で連覇」とかまびすしいが、いったなぜか。大谷が「絶対に避けたいこと」とは何なのか。

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