フランス人YouTuberフロリアンが語る、柔道の国際的な違い「レスリングに近くなる」

フランス人YouTuberのフロリアンが、自身のチャンネルにて「【柔道 vs. JUDO】海外審判の謎判定に日本の金メダリストが挑む！」というタイトルで新しい動画を公開し、日本と海外の柔道の違いについて語った。彼は、日本の柔道と海外の柔道がどれだけ異なるか、ルールこそ同じでもその解釈や感覚が大きく異なると指摘した。

フロリアンは動画内で「柔道のルールは世界中で一つですが、インタープレテーション（解釈や感覚）は国によって違う」と述べ、その理由について詳しく説明した。特に、審判の感覚や選手のプレイスタイルが大きく異なることが原因だという。彼は「日本の選手はディスタンスを取りながら技を探すが、海外の選手は距離を詰めてレスリングに近いスタイルで戦うことが多い」と述べ、日本と違って海外の柔道がレスリングに似たスタイルで行われがちだと説明した。

さらに、フロリアンは柔道が日本を離れ、各国の文化と融合する過程でどのように変化してきたかについても言及。「海外では柔道のルールだけを見てやっている。日本の柔道の深い文化や道場をきれいにする精神、謙虚さなどが欠けている」と述べ、日本の柔道文化が海外でどれほど異なるかを強調した。

動画の最後にフロリアンは、「日本の柔道家たちは、ルールが変わらない限り、海外の柔道と合わせていく必要がある」と述べ、これからの柔道における国際的な理解と適応の重要性を強調。「みんな、どう思ってる？日本の柔道だけを意識すべきなのか、それとも2つの柔道を意識するべきなのか、コメントで教えてほしい」と視聴者に投げかけ、動画を締めくくった。