ボーフム(ドイツ1部)は30日、バーミンガム(イングランド3部)のMF三好康児(27)が加入することを発表した。契約期間は2028年6月30日までの4シーズン。背番号は「23」となる。

　日本代表経験もある三好は、昨年6月にアントワープ(ベルギー1部)から2年契約でバーミンガムに移籍した。主力として公式戦48試合に出場し、7ゴール6アシストを記録したが、チームは3部に降格。今季はここまでリーグ戦3試合、カラバオカップ1試合に出場していた。

　ボーフムのスポーツディレクターを務めるマルク・レタウ氏は、クラブ公式サイトを通じて「三好康児はとてもクリエイティブなMFで、チームメイトを効果的にお膳立てする方法を知っている。技術的なレパートリーが豊富で俊敏性があり、狭いスペースでも遊び心のある解決策を見つける。彼はアイディアの源として機能するだけでなく、自らもゴールを狙える」と期待を語った。

　三好は加入に際して「ボーフムへの移籍がうまくいったことを嬉しく思います」とコメント。「ブンデスリーガは、素晴らしいスタジアムと素晴らしい雰囲気がある世界最高で最も強いリーグの1つです。ここで自分自身を証明し、自分のスキルでチームを助けたいです。今はチームや新しいチームメイトと知り合えるのを楽しみにしています」と意気込みを示した。

　ボーフムは昨季ブンデスリーガを16位で終えて昇降格プレーオフに回ったが、2部3位のデュッセルドルフとの激闘を制して1部残留。昨季まで3シーズン在籍したFW浅野拓磨は、今季からマジョルカに活躍の場を移している。