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『スパイダーマン』『死霊のはらわた』シリーズのサム・ライミ監督が久しぶりにホラー映画を自ら監督する新作『Send Help(原題)』が、20世紀スタジオで製作されることがわかった。まだ正式なゴーサインは降りていないものの、ライミは監督・製作の契約締結を完了させているという。米が伝えた。

孤島を舞台とする二人芝居で、ロブ・ライナー監督によるスティーブン・キング原作映画『ミザリー』(1990)と、ロバート・ゼメキス監督によるトム・ハンクス主演映画『キャスト・アウェイ』の中間のような作風になるという。『ミザリー』は猟奇的な熱狂読者のもとから脱出を試みる作家を描く緊迫のスリラー映画で、『キャスト・アウェイ』は無人島に漂流した主人公が創意工夫を凝らしてサバイバル生活に挑む映画。どちらも「狂気との対峙」がひとつのテーマとなっていると読み取れることから、『Send Help』での作風が推測できそうだ。

脚本は『フレディVSジェイソン』(2003)や、2009年版『13日の金曜日』ダミアン・シャノンとマーク・スウィフトによるオリジナル。劇場公開が見込まれているという。

ホラーの名手サム・ライミがホラー映画を自身で監督するのは、2022年の『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』を除けば、2009年の『スペル』以来およそ15年ぶりとなる。近年はホラー/スリラー映画のプロデュースやテレビドラマ企画が続いていたが、しばらくぶりの長編監督作ということでファンの期待が集まる。

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