木村拓哉、蜷川幸雄氏の舞台で味わった“挫折”を回想「1度も見てくれなかったんですよ」

写真拡大

6月2日、テレビ朝日系『グッド!モーニング』に、木村拓哉がVTR出演した。

【関連】木村拓哉、世間の“風圧”に対する考え明かし反響「やっぱり最強」

番組では今回、木村が10代の頃に挫折を味わったという話題が展開され、「今、このお仕事をさせていただくきっかけになったのが、高校生の時に蜷川さん(故・蜷川幸雄氏)の舞台を経験させていただいて」と明かす場面があった。

木村は「それまではほんとに、ちょっと言葉に語弊があるんですけど、ナメてたんですよ」「目の前に、ほんとにこの(近い)距離に演出家の蜷川さんが座ってくださっていて、目の前でいろんなことを試みる自分はいたんですけど、2週間ぐらい、1度も見てくれなかったんですよ。その時はなんか、挫折じゃ済まないぐらいのダメージは受けましたけどね」と回想。

続けて、「実際に幕が上がって、客席のお客さんの方たちから拍手をいただいた時に、人から拍手をしていただくことっていう価値、“そんなに簡単に人から拍手をいただけることじゃないんだよ”っていうのを、教えていただいたような気がして」と、当時を振り返りつつ、「あの舞台を経験していなかったら、たぶん今、自分(この仕事を)やってないです」と話していた。