天気図(livedoor 天気情報)

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中国地方から近畿地方、東海地方、長野県にかけて、降り続く大雨により地盤が緩み、土砂災害の危険性が高まっているため、気象庁は、厳重な警戒を呼びかけている。

 山陰地方から近畿地方を経て関東地方の東海上にのびる梅雨前線の付近で激しい雨が続き、山陰地方や北陸地方などでは、15日の降り始めからの雨量が400ミリを超えた。この大雨で、島根県、鳥取県、岡山県、兵庫県、福井県、石川県、富山県、岐阜県、長野県は、過去数年間で最も土砂災害の恐れが高まっており、危険な状態が続いている。

 梅雨前線は、今後ゆっくり南下し、19日は九州北部地方から近畿地方にかけて激しい雨の見込み。20日午前6時までの24時間降水量は、いずれも多いところで、九州北部地方と四国地方の太平洋側で250ミリ、九州南部地方で180ミリ、近畿地方の南部で150ミリ、近畿地方の中部と四国地方の瀬戸内側、伊豆諸島で120ミリと予想されている。【了】

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