アスパラガスのベストなゆで時間は何分?簡単なゆで方教えます!

ベストは何分?アスパラのゆで時間の目安

まずは、アスパラガスのベストなゆで時間を確認しておきましょう。やわらかめにする場合でも硬めにする場合でも、太さによってゆで時間は変わってきます。どのくらいの太さが"太い"のか"細い"のか、知っておく必要がありますね。

まず、一般的なアスパラは、直径がおよそ12mm程度。そこを基準に、"太い"とされるものは15mmほど、"細い"とされるものは8mmほどです。

これを参考に、ゆで時間を調整してみてください。

通常の場合

アスパラガスのゆで時間は、1分半がベスト!通常よりも太い場合はそれよりも30秒ほど長く、細い場合は30秒ほど短くゆでるとちょうどいいですよ。アスパラガスを切ってゆでる際は、お湯に接する面が広くなるため、気持ち短く1分20秒くらいでOKです。

やわらかめの場合

やわらかめに仕上げたい場合は、基準より30~40秒ほど長くゆでましょう。離乳食や、お子様のために調理する際は、基準より1分長くすると、口の中でつぶしやすい固さにゆであがりますよ。

硬めの場合

歯ごたえを残したい場合や、ゆでる工程とは別に加熱する場合など、すこし硬めにゆでたいときには、基準より20秒ほど短くしましょう。アスパラを冷凍保存する場合も、硬めにゆでるのがおすすめですよ。

ゆでる前に!アスパラガスの下ごしらえ方法

アスパラをやわらかくおいしくゆでるには、事前の下ごしらえがとても重要です。コツさえつかめば誰でも簡単にできるので、ぜひ実践してみてくださいね。

下ごしらえのポイント

アスパラガスについている「はかま」は付いていても問題はありませんが、取ることで苦みを感じにくくなります。

手順

1. まず、根元部分(硬い部分)を折ります。アスパラガスの根元側の先端を右手でつかみ、アスパラの中央近辺を左手でつかんでください。そこから右手を曲げれば、硬い部分が自然に折れます。包丁で切りたい場合は根元から1cmカットします。

2. アスパラガスをまな板の上に置いて、ピーラーなどで根元側の皮を5cm程度薄くむきましょう。こうすることで筋っぽさが取れて、イヤな食感がなくなります。

【鍋】アスパラガスのゆで方

まずは、基本となる鍋でのゆで方です。水に加える塩の量など、参考にしてみてくださいね。

用意するもの

・アスパラガス……1束(5本ほど)

・水……1L

・塩……10g(水の1%)

・鍋(1Lの水を入れても余裕ができるほどのサイズ)

ポイント

湯の量はアスパラガスが完全に浸るぐらいが目安です。太さや量によって調整してみてください。ゆでる際に塩を入れることで色よく仕上がります。

ゆで方

1. アスパラガスの下ごしらえを済ませておきます。

2. 鍋に水を入れて沸騰させます。

3. 熱湯に塩を加え、アスパラの根元部分を先に30秒ほどお湯に入れてゆでます。

4. 30秒経ったらアスパラ全体を鍋に入れ、1分ほどゆでたら鍋から取り出してください。

【フライパン】アスパラガスのゆで方

フライパンを使うほうが、鍋でゆでるよりも少ない水の量で済みます。節水になるので、フライパンでゆでる方法も覚えておきたいですね。

用意するもの

・アスパラガス……1束(5本ほど)

・水……500cc

・塩……5g(水の1%)

・フライパン(切っていないアスパラを並べられるほどのサイズ)

ポイント

アスパラガスを丸ごとゆでる際は、火の通りを均一にするのがポイント。均一に火が通ったアスパラガスは食感がよくなります。硬めの根元を先にゆで、穂先はあとからゆでるようにしましょう。

ゆで方

1. アスパラガスの下ごしらえを済ませておきます。

2. フライパンに水を入れて、沸騰させます。

3. 沸騰したら塩を加え、アスパラガスの根元部分を先に入れて30秒ほどゆでます。

4. 30秒経ったらアスパラガス全体を入れ、1分ほど加熱したら完了です。

【電子レンジ】アスパラガスの加熱方法

鍋もフライパンすらも面倒!という方には、電子レンジでの調理をおすすめします。洗い物も最小限で済み、忙しい方にぴったりです。レンジの場合、蒸し状態にすることで火が通りやすくなるため、ゆでるときよりも時短でできますよ。

用意するもの

・アスパラガス……1束(5本ほど)

・耐熱皿(切ってないアスパラがのせられるサイズ)

・ラップ

ポイント

アスパラガスにラップをかける際はぴっちり伸ばすのではなく、ふんわりかけるようにしましょう。ぴっちり覆ってしまうと、食品からでる蒸気によりラップが避けたり、食材が破裂したりすることがあります。

加熱方法

1. アスパラガスの下ごしらえを済ませておきます。

2. アスパラガスを水に通して濡らし、耐熱皿に並べてラップをします。

3. 600Wの電子レンジで40秒加熱します。

4. 竹串を刺してまだ硬いようだったら、10秒ずつ追加して加熱しましょう。

ゆで時間はアスパラガス調理の要!

下ごしらえの方法とゆで方によって、やわらかくおいしいアスパラガスに仕上げることができます。これで、アスパラガスが硬くて悩むことも、もうありません!

アスパラベーコン、アスパラパスタ、アスパラの天ぷらなど、みんな大好きな料理がさらにおいしくできますよ。さっそく、今晩のおかずにアスパラ料理をひと品加えてみてはいかがでしょうか♪