中国には日本寄りの考えを持つ若者がおり、そうした人は「精神日本人」と呼ばれている。過去に厳しく批判されたこともあって一時はすっかり鳴りを潜めたが、最近再び「精神日本人」が台頭してきているという。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国には日本寄りの考えを持つ若者がおり、そうした人は「精神日本人」と呼ばれている。過去に厳しく批判されたこともあって一時はすっかり鳴りを潜めたが、最近再び「精神日本人」が台頭してきているという。

 中国メディアの網易はこのほど、「ネット上で精神日本人が再び勢いを盛り返して来ている」と警告する記事を掲載した。米国との対立が激しくなり、多くの中国人が米中関係に注目しているなかで、「こっそりと」精神日本人が息を吹き返しているという。

 記事によると、今回はかつてのように「旧日本兵の軍服を着る」というようなあからさまな方法ではなく、ネット上で日本を称賛するような文章を掲載したり、動画を配信したりという形をとっているそうだ。

 たとえば、抗日ドラマの内容をあざ笑い、抗日戦争のために中国人が払った犠牲を軽視して冷ややかに見る内容があると主張。巧妙な手段で中国人の自信や求心力を削ぎ落し、中国人が受けた苦しみを「エンターテインメント化」するという巧妙な手段を使っていると強く非難した。このほか、「悪意のある宣伝」も多く、日本人の道路横断の仕方が素晴らしいとか、競技場でごみを拾うとか、日本は治安が良いなどと伝えられているが、これらは精神日本人による「悪意のある宣伝」だと主張した。

 確かに、中国のネット上では日本を評価する文章や動画をよく見かけるが、多少の誇張があるとはいえ、その多くが中国人旅行客が実際に訪日して見聞きしたことを紹介しているものばかりだ。客観的に日本を称賛することは、一部の中国人からすれば「反愛国的」なのだろう。この記事の内容から判断するならば、日本を評価したり、称賛する文章や動画を快く思わない中国人は多いということかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)