2021年も、2か月が経った。世間ではそろそろ入学や就職など、新たな門出のシーズンを迎えようとしている。

高校生や大学生になった人たちの中には、新生活を機にアルバイトを始めようとしている人も多いのではないだろうか。


ブラックなバイト経験、ありますか?(画像はイメージ)

生活費、あるいは趣味に使うお金を稼ぐためにも、アルバイトは非常にポピュラーな手段だろう。

しかし、残念ながら中には、労働環境が劣悪だったり、仕事に対する報酬が不当に低かったりといった、いわゆる「ブラックバイト」も存在するようだ。

たとえば、筆者の周りの人に聞いてみると、こんな体験談が。

「大学1〜2年のときに某チェーンのコーヒー店でバイトしていたんですが、締め作業(レジのお金の計算、洗い物や掃除、など)が全く終わっていなくても閉店後30分以内にタイムカードを切らないといけなくて、ひどいときは1時間くらいタダ働きしていました。
人数も足りなくて1人で締めるときもあったのにタダ働きなのは最悪だなあと思って辞めました」(20代女性・Iさん)

バイトなのに、サービス残業。まさに「ブラックバイト」だ。

また、別の人からはこんなエピソードも......。

「大学3年の時、とある京懐石料理店で半年ほどアルバイトしていました。お店はろくに休めないほど人手不足。全員多忙でピリピリしており、新人教育もままならないような状況でした。
その上、お局のいびりがひどい。メモする時間も取らせてくれないのに『メモしろ』と怒鳴られたり、間違えるとねちっこく怒られたりしました。
お盆など運ぶものを間違えそうになったとき、やや暴力的に取り上げられるのが怖かったです。
おまけに着物に着替える時間や、料理長への本日のお礼のコーナー(強制)は定時外とみなされ、給料換算されませんでした(法律違反)。
飲食店なのに店長はストレスで手足口病を発症。手袋付けて出勤してたけどダメでしょ...って思いました」(20代女性・Tさん)

教育不足の上に、理不尽ないびり。悲惨すぎる。

そして、彼女もやっぱり、仕事としてやっていることに給料が付かない、という体験をしていた。

ブラックどころか、ダークネスだ。

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