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 京都府京都市で、62歳の女性を脅迫したとして同市左京区在住の無職男(72)が逮捕されたことが判明。その行動に呆れの声が上がった。

 男は今年10月29日午前7時頃、同市北区に住む62歳女性の家に、「呪」の文字が9つ印字されたハガキを1枚入れて脅迫した。女性宅には2019年9月から同様のハガキが12回見つかっていたそうで、逮捕された男の犯行であると見られている。

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 警察の取り調べに対し、男は容疑を認めた上で、「近くを通ると女性の飼い犬にいつも吠えられ腹が立った」と話しているという。「呪」と書かれたハガキが見つかる事件は北区、左京区で数件発生しており、こちらも逮捕された男の犯行である可能性が高いとして、警察が関連性を捜査中だ。

 犬に吠えられたことを恨み、「呪」と書かれたハガキを入れるという犯罪に、「意味がわからない。吠えられることに憤りを覚えたなら、直接抗議すればよかったのでは」「犬に吠えられるとムカつくのは理解できるが、それなら近寄らなければいい。72歳にしてこんな行動しか取れないのは情けない」「感情のまま最低の選択をしている。止める家族はいなかったのか」「コロナでイライラしていたのかもしれないが、とにかくダサい」「犬は吠えるのが仕事。寛容力が低すぎる」と怒りの声が上がる。

 一方で、「男の行動は情けないけど、うるさい犬を放置しておく飼い主も問題」「室外で犬を飼い執拗に吠えても放置する人間は迷惑。気持ちはわからないこともない」「無駄に吠える犬は騒音もうるさいし、交通事故の要因にもなる。なんとかするべきでは」と飼い主の責任を指摘する声も出た。
男の動機については理解する声も多い。呪うのではなく、合法的な解決の道を探すことなく犯行に及んでしまったことが残念でならない。