JR東日本が「CO2フリー電車」を実現させる“風″
風力発電の開発に取り組むのは子会社JR東日本エネルギー開発(東京都港区)。事業を通じた環境貢献とエネ地産地消による地域振興、活性化を狙う。
グループでは主に、福島県で出力3万キロワットの大規模太陽光発電所(メガソーラー)、秋田県内3カ所で総出力1万4500キロワットの風力発電所が稼働。20年には総出力が10万キロワット程度に高まる計画だ。
発電した電力は固定価格買い取り制度(FIT)で売電しているため、自社発電所のトラッキング情報付き非化石証書を購入するなど枠組みの工夫でCO2フリー電車を実現する。東北電力管内の全電車に適用できれば、年50万トンのCO2削減可能性があるという。
JR東は30年に鉄道事業のCO2排出量を13年度比で4割削減する環境目標を掲げる。再生可能エネの開発も進めるが、省エネ車両への置き換えや駅設備の省エネ化、列車運行の工夫、新たな省エネ技術開発などで目標達成を目指す。
