0−2から2度追いつくスリリングな試合展開で、昨季は初戦敗退を喫したドイツ杯で、3部ヴァルトホフ・マンハイムより勝利を納めたアイントラハト・フランクフルト。この中でまさに主役を演じてみせたのが、終盤からのハットトリックで試合を決定づけてみせた、アンテ・レビッチだ。昨季にフランクフルトが誇った、自慢の3トップの最後の生き残りでもあるクロアチア代表だが、しかしながらまだ、今夏にも移籍する可能性が取りざたされている。

 「仮にトップクラブへと移籍するチャンスがあるのであれば、その選手をチームへと留まらせておくことは至難の業だといえるだろう」と、アディ・ヒュッター監督はコメント。「ただ今はまだ、彼はアイントラハト・フランクフルトの選手であり、それ以上のことを口にする必要もないがね」と言葉を続けた。さらにブルーノ・ヒュブナーSDは「我々は前向きに捉えている」ことを強調。果たしてどういった結末が待ち構えているのだろうか。