もうまもなくして、ジェレミー・トルヤンのサッスオーロ・カルチョへの移籍が確定することになりそうだ。kickerがイタリアより得た情報によれば、トルヤンは200〜300万ユーロでのレンタル料にて、1年間の期限つきで加入することになる模様。さらにクラブ間では、移籍金額500万ユーロでの買い取りオプションでも合意に達しているようだ。

 サッスオーロは昨シーズン、イタリア1部セリエAにて11位でフィニッシュ。一方でドルトムントとの契約を2022年まで残すトルヤンは、昨季後半戦ではスコットランドのセルティック・グラスゴーへとレンタル移籍。リーグ戦10試合に出場、さらに国内カップ戦2試合、ヨーロッパリーグ2試合にも出場していた。

良いタイミングでドルトムント入りするモリー


 そのトルヤンと入れ替わりで加入するSBが、「大きな才能をもつDF」とツォルクSDが評するマテオ・モリーだ。確かにドルトムントの右SBではハキミ、ピシュチェクが控えてる厳しい状況ではあるものの、そのハキミのレンタルは来季まで。ピシュチェクも現時点では契約最終年度にある。

 特に2度の重傷も経験したモリーにとっては、新たな国の挑戦に向け、ハキミ、バレルディ、アルカセル、ゴメスらスペイン語圏の選手がいるチームで、1年間にわたり準備を進めて行くことはプラス材料だといえるだろう。ただそれでもモリーは「早くチームに馴染んでいき、そしてチームの助けに足りたいと思う。特に語学を習得していきたい。それでやりやすさも出てくるだろうし」と意気込みをみせた。