29日、テレビ朝日「報道ステーション」では、「若き日本代表 驚異の逸材に迫る!」と題し、初のA代表に選出されたFC東京・久保建英のインタビューを放送。サッカー解説者・澤登正朗氏が聞き手を務めた。

6月4日に18歳の誕生日を迎える久保は、10代にしてチームをけん引し、自らゴールも挙げている。まずは好調の要因を「キャンプから非常に良いテンポ、良いリズムでトレーニングができていて、そういうところで自信とかもついてきた」という。

また、先のルヴァン杯=鳥栖戦で直接フリーキックを決めた久保は、真っ先に長谷川健太監督のもとへと走っていった。「嬉しかったですね。時間帯も時間帯で0-0だったので」と切り出すと、長谷川監督には「本当に感謝しかない。やっぱり選手として強くしてもらったので、この年齢で戦える選手になれたっていうのは大きいと思います」と語った。

日本代表招集については「初めてテレビの取材を9歳くらいで受けたときに目標を何か書いて下さいっていわれて、日本代表でワールドカップに出る。出るか優勝するかわからないですけど書いて、その時からやっぱり小さい自分も日本代表を意識していたのかなと思います」と話した久保は、「サッカーする上でその国の代表選手になれることほど名誉なことはないと思うので本当に嬉しい」とも語った。

さらに長友佑都が自身のSNSで「いつか代表で一緒にプレーしようと言ったけど、まさかこんなに早く実現するとは」と投稿したことについては、「一緒に軽くボールを蹴らせてもらって、その時は手の届かない存在でしたけど、こうやって同じ土俵に立てているっていうことは自分の成長を感じられる」とコメント。

その上で今後のサッカー界に言及した久保は「そういう選手がいっぱい出てきてほしいと思いますし、最近よく子供たちに握手したりサインしているときに、『将来一緒にプレーするのが夢です』っていってもらえることが多い。そうなれば1番いいなと思いますし、そうやって自分を目標にしてもらえるっていうのはサッカーやっててよかったなって思います」と語った。