スカーレット・ヨハンソン演じるブラック・ウィドウ
 - Walt Disney Studios Motion Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

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 マーベル映画『アベンジャーズ』シリーズなどでスカーレット・ヨハンソン演じてきた女性ヒーロー、ブラック・ウィドウの単独映画が、2020年に全米公開される予定だと The Hollywood Reporter が伝えた。

 ブラック・ウィドウ=ナターシャ・ロマノフは、オリンピック選手並みの運動能力を誇る魔性のスパイで、世界最高の暗殺者としても知られるキャラクター。スカーレット演じるブラック・ウィドウは2010年の『アイアンマン2』で初登場を果たして以来の人気キャラで、多くのファンが彼女の単独映画を待ち望んできた。ブラック・ウィドウはもちろん、現在公開中で世界的な大ヒットとなっているシリーズ完結編『アベンジャーズ/エンドゲーム』にも登場する。

 スカーレットはこの単独映画で主演とプロデュースを務め、2,000万ドル(約22億円・1ドル110円計算)以上という高額なギャラで契約を結んだという。世界を股に掛けたスパイアクションスリラーになり、『アウトロー・キング 〜スコットランドの英雄〜』のフローレンス・ピューも出演。今年4月には、『女王陛下のお気に入り』のレイチェル・ワイズとドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のデヴィッド・ハーバーが出演交渉中だとVarietyが報じていた。

 監督は『ベルリン・シンドローム』のケイト・ショートランドで、脚本は『キャプテン・マーベル』のジャック・シェイファー。撮影は6月からロンドンで始まる予定だ。(編集部・市川遥)