気象庁が初めて一般公開した技術開発の方向性、その中身は?
豪雨防災、台風防災、社会経済活動への貢献、温暖化への適応策の四つを重点目標に掲げた。台風防災では3日先までの進路予測を現状の翌日予測の誤差程度にし、広域避難に十分な時間の確保を目指す。また、製造や流通といった企業活動に役立つ、冷夏や暖冬などの長期予測を現状の1カ月先から3カ月先まで伸ばす。
気象庁がこうした技術開発の方向性を一般に公表するのは初めてで、他機関との連携を加速する。目標とする予測精度の実現に向け、大学や他の研究機関と連携を強化し、AIのディープラーニング(深層学習)を使った観測データの品質管理などを進める。現在AIの活用は、数値予報結果の天気予報への翻訳などにとどまる。
