20人の女性たちが1人の男性(バチェラー)を奪い合う大人気婚活サバイバル番組『バチェラー・ジャパン』。

そのシーズン2がいよいよ本日(5月25日)からAmazon Prime Videoにて配信開始!



シーズン1に引き続き話題になること必至の本番組ですが…

出典 Youtube

なんか、今回のバチェラーはちょっと様子がおかしい

ということで新R25編集部は、気になる2代目バチェラーの柳津林太郎さんに独占インタビューを敢行。彼のチャーミングなキャラクターを明らかにしていきます!

〈聞き手:渡辺将基(新R25編集長)〉

要職に就いていた会社員がバチェラー出演を決めるまで

渡辺:
まず、小柳津さんの現在の仕事内容を簡単に教えてください。

小柳津さん:
元々はサイバーエージェントで子会社の社長をやっていたのですが、2018年の1月からは株式会社AbemaTVでアナウンス室と次世代プロデュース室の室長をやっています。

渡辺:
AbemaTVのアナウンサーをやっているんですか?

小柳津さん:
いや、僕が担当しているのは新人アナウンサーのマネジメントです。

次世代プロデュース室は、AbemaTVの未来のヒットプロデューサーを発掘していく部署ですね。



渡辺:
なるほど。

でもそんな要職でバリバリ仕事をしていたら、カンタンにはバチェラーへの出演を決断できないような気がします。

小柳津さん:
正直なところ、最後まで悩みました。

上司やメンバーは自分が2ヶ月も会社を休むことをどう感じるんだろうかとか、すごく考えましたね。

けっこう他人の目を気にしちゃうタイプなんですよ。

渡辺:
2ヶ月まるまる仕事を休んだんでしたっけ?

小柳津さん:
そうなんです。はじめは仕事しつつできるものだと思ってたんですけど、甘かったですね。

でもやっぱり、アマゾンさんに「小柳津さんにお願いしたい」と選んでもらえたことが嬉しかったし、最後はウチの社長がよく言っている「ヒンシュクは金を払ってでも買え」という言葉を思いだして。

人生一度きりしかないし、めったにないチャンスが目の前に来ているのに、ここで「出ない」という選択をしたら絶対に後悔すると思ったんです。


会社の社長からは「呆れたよ。でも見るけどね」と送り出されたそう

渡辺:
バチェラーに出たらどうなると思いました? 自分の人生。

小柳津さん:
前シーズンの久保(裕丈)さんの活躍を見ていたので、期待も不安もありました

いろんな機会に恵まれるかもしれないというワクワク感がある一方で、バチェラーとして注目されつづけることが窮屈になるかもしれない。

でも最後は、「どんなことが起きてもすべてメリットにして活かしていこう」と覚悟を決めました。

渡辺:
仕事にもプラスがあると思いましたか?

小柳津さん:
いや、そこは切り分けて考えましたね。

あくまでも自分は会社を休んで結婚相手を探しに行くだけだと。

ツッコミどころ満載のバチェラー紹介ムービー

渡辺:
昨年の7月に2代目バチェラーの紹介ムービーが初公開されましたが、ちょっとこれにはツッコまずにいられません。

出典 Youtube

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小柳津さん:
あれ? なんか変なこと言ってました?(笑)

渡辺:
まず、自分のことを「クールな犬」だと表現していましたが…



渡辺:
正直、あまりピンと来ません。

どちらかというと、発情した犬のような雰囲気を感じます。

小柳津さん:
あれ?(笑)

僕、こう見えて意外とクールぶったり、冷たくなっちゃう時もあるんですよ。「たまに冷たい犬」くらいにしておきますかね。


それでもしっくり来ません

渡辺:
あと、帰国子女ということで流暢な英語を披露しているシーンも印象的でした。



渡辺:
でも、ホントにふだん仕事であんなバリバリ英語使います?

小柳津さん:
…使わないですね(笑)

海外出張のときとかにちょっと使うことはありますけど。

渡辺:
外資系企業かと思いましたよ。

あとはコレ。



渡辺:
海岸なんて走るんですね。

小柳津さん:
…すみません、はじめて走りました(笑)

でもあれは楽しかったなぁ。

渡辺:
ボクササイズは?



小柳津さん:
やってないですね(笑)

渡辺:
これも!?

じゃあ実際にやってるのはバスケくらいですかね。



小柳津さん:
そうですね。会社のバスケ部でちょいちょい活動してます。

でも、ふだんガッツリやってるのはフットサルかな。

渡辺:
アマゾンさんも盛りすぎ。

小柳津さん:
でもジムに通ったり、走ったりはしてますよ。

バチェラーの出演が決まってからは、3ヶ月間で9キロ落としましたから。

渡辺:
すごい。それは小柳津さんの意志で?

小柳津さん:
そうです。絶対(番組内で)脱ぐんだろうなとは思っていたので。

バチェラーのお腹がだらしないのは恥ずかしいじゃないですか(笑)。



渡辺:
バチェラーって脱ぐ前提なんでしたっけ?

小柳津さん:
映像作品のなかには最高の自分を残したかったんですよね。

もしバチェラー3がなかったら自分のせいだと思うので、そのプレッシャーで頑張れました。

2代目バチェラーの好きな女性のタイプは?

渡辺:
ここからは、小柳津さんの恋愛観についても聞いていきたいです。

過去に付き合った人数は14人って紹介されていて、正直「チャラい」という印象が拭えません。

小柳津さん:
いや、僕今年で37歳ですからね。

高校時代の淡い恋愛からすべて含めたらそれくらいです。

渡辺:
それでも多いと思いますが…

小柳津さん:
僕、勝手にヒートアップして、自分から追いかけちゃうタイプなんですよね。

これまでの恋愛を思い返すと、ほとんど一目惚れ

渡辺:
どんな瞬間に一目惚れしちゃうんですか?

小柳津さん:
そうですね、たとえばホームパーティーに行ったとするじゃないですか。



渡辺:
…バチェラーっぽい。

小柳津さん:
そこでご飯を食べている最中にふと目があって、ニコッとかされるともうダメです。

渡辺:
どこがクールな犬なんですか。

小柳津さん:
ポジティブに物事をとらえすぎるというか、すぐに「自分に気があるのか?」と思ってしまうタイプなので、そういうことがあると勝手にアクションを起こしちゃいますね。

ただ同時に、熱しやすく冷めやすいんです。

渡辺:
だと思いました。

ちなみに、どんなことで冷めちゃうんですか?

小柳津さん:
僕に依存してしまうタイプの女性だと冷めてしまうかもしれないです。

自分の人生を頑張っている、謳歌している女性が好きなんです。

自分のなかで相手を尊敬できるかどうかは重要ですね。

渡辺:
自立している女性がいいと。

小柳津さん:
そうですね。

お互いがインディペンデントで自分の人生を歩んでいること
がベースにありながら、そのなかで過ごす時間が重なっていくことで、お互いの人生の活力になるような関係が理想ですね。

渡辺:
顔はどんな感じがタイプなんですか? 芸能人でいうと。

小柳津さん:
そうですね…AKBなら、まゆゆとかぱるるみたいな。カワイイ系が好きですね。


でも実際に付き合った人たちは全然違うらしい。今回のヒントにはならなそう

20人の女性に好きになってもらうために「自然体」で勝負

渡辺:
バチェラーに応募してくる人って、まさに小柳津さんが好きな「何事にも全力な女性」が多いイメージがあります。

実際にはどうでしたか?

小柳津さん:
女性陣のことは、撮影が終わった今でも全員尊敬しています

バチェラーに出るという時点でチャレンジしてるじゃないですか。

自分の人生をよりよくするために努力していて、アグレッシブな人がたくさんいましたね。

渡辺:
やっぱりそうだったんですね。

しかし、自分に好意を持っている女性が20人も目の前にいて、その人たちに取り合われるってどんな心境なんですか?

まったく想像がつかないんですが。

小柳津さん:
それでいうと、僕は自分を「取り合ってもらう」という感覚はなかったです。



渡辺:
そうなんですか。

小柳津さん:
全員が僕のことを100%好きだとは考えてなかったので。

むしろ、女性陣に「どうしたら自分を好きになってもらえるか」ということばかり考えていましたね。

渡辺:
なるほど。好きになってもらうために意識していたことはありましたか?

小柳津さん:
常に自然体でいることですね。

自分の弱い面も全部さらけ出して、カッコつけないでいること。

渡辺:
なるほど。たしかに、このムービーからもそれは伝わりました。

出典 Youtube

どこか編集にも悪意を感じる

渡辺:
あれ? バチェラーってこれでいいんだっけ?」と心配になりましたもん。

カメラを意識してカッコつけたくなったりはしなかったんですか?

小柳津さん:
変にカッコつけた、架空の小柳津で行くのは本質的じゃないですよね。

だって、今回は本気で結婚する相手を探しに来てるわけですから。


一人称は「小柳津」

渡辺:
なるほど。

小柳津さん:
それでいうと僕、かなり泣いてますし



渡辺:
すぐ泣きそうなイメージはあります。

小柳津さん:
本気だったからこそ、後半になるにつれてツライ場面が何度もあって。

泣きすぎて、バラを渡せなかった女性になぐさめられたこともありました(笑)。

渡辺:
なんで逆に気を遣わせてるんですか。

小柳津さん:
でもそういった部分含め、バチェラーとして大丈夫なの!?というくらい人間臭さ満載の仕上がりになってると思います。

女性陣がウラで何を話してるのか、気になっていた



渡辺:
しかし、あの「ローズセレモニー」は毎回断腸の思いですよね。



小柳津さん:
苦しかったです。

特に前半はそこまで長い時間を一緒に過ごしていたわけでもないので、「私の何をわかってるのよ!」と思われてるんだろうなぁという申し訳なさもあって。

渡辺:
前シーズンの久保さんも、ごめんなさいした女性からかなりキツイ言葉が返ってきたりしてましたよね…

やっぱり、女性陣がウラで何を話してるのかは気になりました?

小柳津さん:
最初の頃は、「あいつカッコ悪くない?」とか「チャラくない?」とか言われてるんじゃないかずっと不安でした。

僕、久保さんみたいに王道なイケメンじゃなくて、どちらかというとキャラで売ってるタイプなので(笑)。


中学生レベルの悩み

渡辺:
あの殺伐とした女性陣のやりとりはリアルタイムでは見れないんですよね?

小柳津さん:
まったく見れないです。

撮影がすべて終わってから完成した動画を見たんですが、今回はさらに女性同士のバトルが進化してると思いましたね。

ウラでガラッと変わった人が多いな
という印象があります(笑)。

シーズン2の見どころは「男としてのブレ具合」



渡辺:
しかし、2ヶ月間そういった決断をしつづけるってすごい経験ですよね。

小柳津さん:
仕事も休んでるので、向き合うものが恋愛しかないんですよ。

すると、だんだん自分はこんなことを考えていたのかとか、いろんな価値観が見えてくるんです。

それこそ「愛とは何か」みたいなことも言語化できるようになってきて。



渡辺:
小柳津さんが考える「愛」の正体、教えてほしいです。

小柳津さん:
それは配信を見てのお楽しみで。

渡辺:
ごめんなさい、やっぱりそんな興味なかったです。

小柳津さん:
え?(笑)

渡辺:
最後に、前シーズンと比べて「ここは今回のほうが面白いぞ」「これはバチェラーとして久保(裕丈)さんに勝ってるぞ」という点があればぜひアピールしてください。

小柳津さん:
やっぱり、「男としてのブレ具合」ですかね。


なんでやねん

渡辺:
はい?

小柳津さん:
本当に今回、最後の最後まで悩んだんですよ。「この人かなぁ」「でも待てよ」みたいな感じで。

結婚相手となると、これまでの恋愛のように直感で突っ走るわけにもいきませんし。

僕が泣いてるのも、だいたいこの決断のブレが原因だったりします。

渡辺:
なるほど、その「ブレ具合」がエンターテイメントとしては面白いはずだと。

小柳津さん:
そうですね(笑)。

プチメンヘラな僕のリアルな葛藤を楽しんでもらえたら嬉しいです!


最後にメンヘラって言っちゃった

バチェラー・ジャパン、待望のシーズン2は5月25日(金)から!

出典 Youtube

すっごいチューしてる…

プチメンヘラな小柳津さんが出演するバチェラー・ジャパン、待望のシーズン2は5月25日(金)からPrimeVideoで独占配信開始

シーズン2では女性20名が集結し、1名の独身男性(バチェラー)と国内・海外でゴージャスなデートに出かけます。

時には笑い、時には涙しながら女性たちが激しいバトルをすることも。最高にドラマチックな恋愛の後、最終話で見事バチェラーに選ばれた女性には、バチェラーから結婚を前提とした交際の申し込みが行われます。

その結末には最後まで目が離せない…!

〈取材・文=渡辺将基(@mw19830720)&宮内麻希(@haribo1126)/撮影=長谷英史〉