[となりのテレ金ちゃん-テレビ金沢]2018年2月20日放送の「桐ちゃん収穫日記」のコーナーで、奥能登の冬の名物「のとてまり」の紹介をしていました。

7年前にブランド化された能登の原木しいたけで、輪島市、珠洲市、能登町、穴水町などで栽培されています。


のとてまりのfacebookより

生産者は90人ほど

のとてまりの生産者は現在、奥能登に90人ほどです。能登の原木しいたけ「のと115」として栽培を始めたもので、そのうち、かさの直径8センチ以上、厚み3センチ以上、巻き込み1センチ以上という基準をみたしたものだけを「のとてまり」と認定しています。

原木に穴を開け、菌を植え込み育てていくのですが、1年後にしいたけとなるのは、わずか3〜4割ほど。その中でも、のとてまりと認定されるものはごくわずかです。

じっくり成長させるために1つずつ袋をかぶせて湿度を保たせる工夫などをしています。成長しても収穫を待ちすぎるとかさが開きすぎてしまい、栽培が難しいしいたけです。

のとてまりは、プリプリの食感、香りも高く、味も抜群。

スライスしたものをゆで、合わせ酢と大根おろしで和えたり、しゃぶしゃぶにして食べたり、炭火で焼いてもおいしいです。

食べごたえがありそうなしいたけの王様、実物を見て味わってみたいものです。(ライター:りえ160)