炭鉱での不当な労働条件に激怒し、その開発と管理にあたる政府所有企業や子会社に強く抗議していたモンゴル労働組合のあるリーダー。彼が記者会見の場で焼身自殺を図り、人々を震撼させた。中国との国境に面したモンゴル国南部にある世界最大規模の炭鉱「タバントルゴイ」。多くの炭田の開発と管理に政府所有企業のエルデネスMGLがあたっているが、その子会社「Erdenes Tavan Tolgoi LLC」が中国人労働者を優遇し、モンゴル人労働