キム・ヨナ(23)が6日、クロアチアのザグレブで開催中の「ゴールデンスピン・オブ・ザグレブ」の女子シングルショートプログラムで技術点数38.37点、芸術点数35.00点の計73.37点で1位となった。ショートプログラムの得点として今季女子で最高点数を出した。複数の韓国メディアが「黄色の衣装を着て帰ってきたフィギュア女王」などと報じた。

 キム・ヨナは女子シングルショートプログラムで、浅田真央(23)が先月開催のISU(国際氷上競技連盟)グランプリ1次大会スケートアメリカで出した73.18点を“軽やかに飛び越える”得点を出した。

 韓国メディアは「演技はパーフェクトに近かった」と絶賛。3回のジャンプをすべてきれいに処理し、音楽と調和した切々と表現力も目立ったと評した。さらに「昨年(2012年)9月の右足の負傷の後遺症もなかった」と安堵(あんど)した。

 ただし、試合後に韓国国内の各種オンラインコミュニティでは、キム・ヨナのショートプログラムの衣装について「色がおかしい」、「たくあんか? あまりにもダサい」、「23歳の選手が着るにはあまりにも幼い」などの否定的な意見が多くみられたという。

 韓国メディアは「日本の報道もキム・ヨナのショートの衣装について酷評した」と伝えた。(編集担当:李信恵)