大学の学術・基礎研究は実社会への波及効果が明確でない一方、特殊な実験装置が必要などの悩みが多い。日本の研究力に厚みを付けるためには、共同利用・共同研究の仕組みの利用を促すべきだ。加速器や大型望遠鏡など高価な装置を特定の研究機関で所有し、その装置を利用したい研究者を広く受け入れて、共同利用・共同研究する仕組みは大きく二つある。一つは「大学共同利用機関法人」の4法人17機関(研究所)の活用だ。高