BREAKERZ(撮影:野原誠治)
 7月にデビュー2周年を記念した初の日本武道館ライブが即日完売となり、大成功を収めたBREAKERZ。10月には自身初のライブDVD「BREAKERZ LIVE 2009 “WISH” in 日本武道館」を、翌11月にはシングル「LOVE FIGHTER〜恋のバトル〜」を発売。そして12月2日には、3ヶ月連続リリース集大成となる第3弾作品として4枚目のアルバム「FIGHTERZ」を発売した。

――DAIGOさんはメディアに露出する機会が多いですが、AKIHIDEさん、SHINPEIさんがどんな人か、ご本人以外が紹介するとしたら、どのように紹介しますか?

DAIGO:AKIHIDEさんとはもう10年来のミュージシャン仲間で、ギタリストとしてすごく個性もあってストイックで、ステージもかっこいいし、どこを取っても申し分無いギタリストという。多分、本人もそう自覚してると思う。

AKIHIDE:いやいや(笑)。怖れ多い。

SHINPEI:リーダー的な存在というか、メンバーをすごく良い方向に引っ張ってくれて。いつも、どうしたらバンドが良くなるかを考えてくれている、すごく頼れる存在ですね。

AKIHIDE:いやいや、もう嬉しいですけど。所詮は一ギタリストなので、いつもBREAKERZのメンバーとして、ギタリストとして、どう頑張れるかな?と思ってやってはいるんですけどね。

――AKIHIDEさんとDAIGOさんから見て、SHINPEIさんはどんな人ですか?

AKIHIDE:ステージングとかパフォーマンスもすごくワイルドで、アメリカとか外国のアーティストみたいなものを持っている、珍しいタイプのギタリストだと思います。それはルックスからサウンドもそうだと思いますし、そのルックスとは裏腹に、すごく繊細で優しいキャラも持っているので、そのギャップがすごく魅力的な人だなと思います。

DAIGO:色々と吸収したり、吸収力がすごいですよね(笑)。

SHINPEI:「Mr.スポンジ」という、あだ名なので。嬉しいですねー。でも、そろそろ、ちょっと絞っておかないと、吸収できなくなっちゃうかもしれないので(笑)。初心を忘れずに頑張りたいですね。

――では、SHINPEIさんとAKIHIDEさんから見たDAIGOさんは、どんな人ですか?

SHINPEI:よく周りの方から「DAIGOさんって、どんな人なの?」と聞かれるんですけど、本当にテレビとかで見てるまんまの、周りを楽しませるのが好きな人で。でも、ステージに上がると、ガッ!とロッカーの目つきになって牙をむき出しにするというか、そういう面も持っている、すごくスター性のある人という印象がありますね。

AKIHIDE:すごく人を見る目というか、人の心を深く読める人なのかな?なんて思ったりして。それがライブのパフォーマンスとかにすごく反映されているなと思いますね。普段もそうですけど、ステージ上でもそういう所が遺憾なく発揮されているかなと。

――3人に共通するのはどんな所ですか?

DAIGO:俺達は各々音楽をやってきてたんですけど、バンド結成にあたっては、3人とも必ずしも上手くいってない組だったというか。それぞれが色々と何かにチャレンジしては、上手くいかなかったりを繰り返しての今だった、というのは共通していることでしたね。そういう意味では“勝ったことが無い”という感じで、基本的にちょっと負け組に位置するタイプだったと思うんですけど。だからこそ、今こうやって武道館とかでやれるようになっても誰一人おごること無く、色んな人の支えでこうなっているという感謝を持ち続けて3人でやれているのも共通しているかもしれないですね。