――今回の「FIGHTERZ」を聴いてくれた人に、どんな影響を与えられたらいいなと思いますか?

DAIGO:一人一人の人生があるし、みんなそれぞれ戦っていると思うんですよね。俺達も各々色んな戦いがありましたし、思うように結果が出ない時の苦しさとの戦いだったり、色々な戦いがあると思うので、一緒に戦えたらいいなという気がしているんですよね。ちょっとパワーというかエナジーというか、頼れる存在が欲しいなと思った人は是非このアルバムを聴いてもらって、俺達という仲間がいることに気付いて欲しいなと思って。まだ俺達が仲間だと認識していない人だったり、知らない人もいると思うので。是非ちょっとここに仲間がいることを知って欲しいなという(笑)。

SHINPEI:最近の傾向が、熱いっすね(笑)。

――メンバー3人の中では、AKIHIDEさんが1番クールそうなイメージがありますが、AKIHIDEさんも一緒に泣いたり、熱くなることってあるんですか?

AKIHIDE:メンバーと泣いたりは無いですけど、語るのは好きですけどね。やっぱりバンド自体が熱くないと、面白さも半減しちゃうと思うので。

――BREAKERZにとっての「NEXT LEVEL」とは何ですか?

DAIGO:武道館を経て、夢の一つが叶ったことで「どうなるかな?」という感じはあったんですけど、「もう一回やりたいな」とか、いい意味で夢の欲がどんどん出てきたので。こうやってライブやツアーが出来て、音楽が出来て、という時間をずっと長く続けていきたいなと思いますし。俺達もまだレベルで言ったら多分12、13ぐらいという感じなので。

――それは、1番上はいくつまであるんですか?

DAIGO:1番上は99だとしたら。だからまだまだ、常に演奏だったりプレイだったり、歌うことだったりのレベルもそうだと思うし、作る作品もそうかも知れないし。ここで満足せずに、常に「もっともっと!」という感じでやっていくのが、もう人生ってそういうものだと思うんですよね。いくつになっても完成形なんて無いだろうし、常にチャレンジシリーズ、そして想い出作りという感じで。100歳ぐらいまで生きて振り返った時に、すごく色んな想い出を持っていた方が楽しい気がするんですよね。

――長生きしたいですか?

DAIGO:健康が続けば、ひ孫にもDVDになって見せられるじゃないですか、「今、お爺ちゃん、こんなハゲ上がっちゃったけど…」。

SHINPEI:ハゲてる予定なんですか?(笑)。

DAIGO:そう!(笑)、多分ね。「見てくれ!これが昔の勇姿だ」と言えるじゃないですか。そういう思わず笑顔になれるような想い出をたくさん作っていきたいなと思いますね。

AKIHIDE:まずは12月からツアーが始まるんですよ。BREAKERZもライブが好きですし、自分達なりのスタイルを探しながらライブをやってきているので。ライブバンド、ロックバンドである以上、「ライブがいいね」と言われたいので、更なるライブバンドになるためには、次のライブハウスツアーがすごくいい経験になると思うので。本当はもっと先のこととかもあるんでしょうけど、まずはそのライブハウスツアーを全力で頑張って、そこから「NEXT STAGE」というか「NEXT LEVEL」が見えてくるかなと、今は思っていますね。

SHINPEI:BREAKERZも2年以上やってきて、作品になっている曲が50、60曲とかあるんですけど、本当に何曲作っても「まだいい曲が書けそうだね」と思って、みんなでやったらいい曲が生まれて、今回のアルバムも出来たりしているんですよ。そこはもう終わらないチャレンジなのかなと思っていて。このアルバムは今の自分達の力を出し切ったとは思っているんですけど、きっと今後もまた目指せば、更にこれを越える作品が作れるんじゃないかなと思っているので、更にいい曲を書くことに尽きるのかなと。それを聴いて心が動いたという人がちょっとでも多く増えれば、更に言うことが無いなと思っているので、そういうチャレンジをしていきたいですね。

――なるほど。まずは12月17日のZepp Tokyoから始まるツアーを楽しみにしていますね。

AKIHIDE:「FIGHTERZ」を引っさげてのツアーなので、熱くなること間違いなしですね!

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