IGFの話が二転三転。インターネット社会に法の整備を訴えた我らがアントニオ猪木 (C)livedoorSPORTS

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アントニオ猪木の遺伝子たちによる戦い――、IGF(イノキ・ゲノム・フェデレーション)も、旗揚げから1年を迎えようとしている。

昨年6月の両国国技館での旗揚げ戦から、大阪府立体育館、有明コロシアムの進出と、着実に歩みを刻んできたIGFは、6月23日、25日に初の北海道遠征、8月15日には2度目の両国国技館大会を決定し、いよいよ大勝負に打って出る。

“年内には、IGFをプロレス界の軸にする”。そう語るのは、ご存知、IGF総裁・アントニオ猪木だ。IGFビッグマッチを目前に、猪木に敢行したインタビュー。その話は、IGFのことはもちろん、猪木の悩み、トラブル、更にはインターネットが抱える深刻な問題に至るまで、多岐に渡った――。

――IGF(イノキ・ゲノム・フェデレーション)も旗揚げから1年を迎えようとしていますが、現状のプロレス界と照らし合わせて、IGFの現状をどのように評価していますか?

猪木「プロレスを元気にするっていうメッセージも発するために、今、立ち上がってやっていますけど、多分、今年いっぱいで、ある程度の目鼻は付くんじゃないですか?」

――それは、プロレス界の行く末という意味で?

猪木「IGFがなければ、他が潰れちゃうよっていう、プロレス界の軸になってくると思いますよ。今はまだ、新日本プロレスっていう柱があるけど、それに変わるものとしてIGFを立てていかなければならない」

――6月23日、25日には、IGF初の北海道ツアーも予定されています。また、8月15日には2度目の両国国技館大会も決まりましたね。

猪木「昨日もね、500人くらいを前に講演をしてきたんだけど、お爺さん、お婆さん、皆、俺らみたいな人間に“講演して下さい”、“元気下さい”って言う。まあ、根本的にね、これだけ不景気なのに誰一人怒らないっていうのはおかしな話で、そういうエネルギーがないんだよな。そこのところを、俺たちが若い人にメッセージを発していかなければならないかなって思うよね」

――猪木さんは、ご自身のブログでも、色々な方の悩み相談を受けると書かれていましたが、猪木さんご自身に悩みというのはないのでしょうか?

猪木「悩みはないけど、トラブルはいっぱいあるわな(笑)」

――具体的には?

猪木「いやいや、まあ、できるだけ悩みは一日で消しちゃうようにもしてますけど、今は色んなものに挑戦していますからね。やっぱり答えの出ないものっていうのも沢山あるんですよ。だから、中には時間との戦いというものがあったりもするけど」

――猪木さんは、ブログを書かれていたり、全世界に試合のネット配信といった部分などにも言及されていますよね。弊社もネット企業ですので、こうした流れを更に加速していかなければと考えておりますが、猪木さんから何かアドバイスを頂ければ・・・。

猪木「アドバイスというか、皆さん、ネットを使われているようですから、一つだけ警告しておきたいのは、たまたま俺の身に起きたことなんで、同じようなことが皆さんの身に起きないとも限らないからね」

――それは何でしょうか?

猪木「ブログを書く人、ネットをやる人は、匿名とかでななく、堂々と自分の意見として、ゴシップ雑誌の様に、スキャンダルを作り上げて、面白おかしくやっているけど、そういう規制も作っていかなきゃダメだよねということ」

――確かに、様々な情報が錯乱して、恐ろしい世の中でもあります。

猪木「例えば、観る側にしても、それが匿名なら“どうせデマだろう”ってならなくてはいけないし、ちゃんとしたものには、目が留まるようするとか、こうした整備みたいなこともしなきゃいけないだろうしね。だって、本当に未成熟なヤツが人を殺してしまったり、ガセネタでも、それを流し続ければ、人一人だって殺せるんだよっていうね」

――おっしゃる通りですね。

猪木「俺のところ(息子)は、表に出ちゃったから言っても構わないんだけど、アメリカ行って、コロンビアの大学、アイビー・リーグにトップで入ったんですよ。俺も親らしいことは何もしてあげてないけど、『父親の背中』(猪木式教育論「父親の背中」の見せ方)って本を出して、そこ辺のことを書いたら、もちろん、俺はこの本について(マスコミ等に)話さなきゃいけない。でも、これが出たことによって、裏からネットを使って、(息子を)潰しにくる輩もいる訳で、そうなると子供は傷ついて、学校にいけなくなっちゃう」

――ネット等で事実と異なる中傷といった書き込みなどがあったということでしょうか?

猪木「有名人の家族ってだけでね、つまらないことを書かれてしまう。息子からすれば、これから社会に出て行く時に、強くならなきゃいけない訳でね、これを経験としてくれればいい訳だけど、それでも、(匿名で書く人間は)“俺はこう思ってんだ”って堂々と出て来いってね。

政治家だってそうじゃん。出ちゃったものは消せない。そんなの違うんだって、いくら言ったって、世の中が勝手に誤解をしていく。そういう風に法律とかを整備しないとどうにもならないから」

――で、その一件は解決したのでしょうか?

猪木「もう解決したからいいんですけどね。でも、どうにもならないから、(息子には)“俺が政治に出て全部法律作ってやるぞ!”って言ってやったよ。まあ、もう出ないけどね(笑)」

[文/写真=川頭広卓 livedoorSPORTS]
GENOME5 北海道元気サミット
日時:6月23日(月)
会場:月寒アルファコートドーム
開場:午後6時 開始:午後7時
席種:SRS 20,000円 S 10,000円 A 8,000円 B 5,000円
発売:イープラス、チケットぴあ、ローソンチケット、市内プレイガイド他にて絶賛発売中

函館猪木GENKI祭
日時:6月25日(水)
会場:函館市民体育館
開場:午後6時 開始:午後7時
席種:アリーナ(指定席)10,000円 スタンド(自由席)5,000円
発売:イープラス、チケットぴあ、ローソンチケット、市内プレイガイド他にて絶賛発売中

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