パンクラスの前田はミドルキックで、鮮烈なKO勝利

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現地時間2月13日(水)、アメリカ・ニューメキシコ州アルバカーキにあるサンタアナスターセンターで開催された『WEC32』。WECが誇るウェルター級、ライト級、バンダム級の3大タイトルマッチに加え、日本から高谷裕之と前田吉朗がWECデビューを果たした。

メインイベントでは、地元アルバカーキーでWEC世界ウェルター級王座防衛戦に挑んだカーロス・コンディットが、カルロ・プラターをギロチンチョークで下して王座防衛するも、ライト&バンダムでは、ジェーミー・バーナー、ミゲール・トーレスが、それぞれロブ・マッカラー、チェイス・ヴィービを下して王座を奪取した。

また、日本人2選手の明暗は分かれた。レオナルド・ガルシアと対戦した喧嘩屋・高谷は、ガルシアの左フックから右ミドル、さらに左から右ストレートの直撃で、そのまま真後ろに尻餅をついてダウン。パウンドの追撃を受け、91秒で無念のTKO負け。一方の前田は、チャーリー・バレンシアを相手に、左ミドルキックでTKO勝ちを納めた。その他、全試合結果は下記の通りとなる。

WEC32 全試合結果


第10試合 WEC世界ウェルター級選手権試合/5分3R
【王者】
○カーロス・コンディット
(アメリカ)
1R3分48秒
ギロチンチョーク
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【挑戦者】
カルロ・プラター×
(アメリカ)
第9試合 WEC世界ライト級選手権試合/5分3R
【王者】
×ロブ・マッカラー
(アメリカ)
3R2分54秒
KO
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【挑戦者】
ジェーミー・バーナー○
(アメリカ)
第8試合 WEC世界バンダム級選手権試合/5分5R
【王者】
×チェイス・ヴィービ
(アメリカ)
1R3分59秒
ギロチンチョーク
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【挑戦者】
ミゲール・トーレス○
(アメリカ)
第7試合 バンダム級/5分3R
○マニー・タピア
(アメリカ)
3R終了
判定
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アントニオ・バヌエロス×
(アメリカ)
第6試合 フェザー級/5分3R
○レオナルド・ガルシア
(アメリカ)
1R1分31秒
KO
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高谷裕之×
(日本)
第5試合 フェザー級/5分3R
○ジョシュ・グリスピ
(アメリカ)
1R2分55秒
チョーク
マーク・ホーミニック×
(カナダ)
第4試合 バンダム級/5分3R
×デル・ホーキンス
(アメリカ)
2R1分57秒
腕ひしぎ十字固め
コティ・ウィーリー○
(アメリカ)
第3試合 バンダム級/5分3R
○ダマシオ・ペイジ
(アメリカ)
3R終了
判定
スコット・ジョージエンセン×
(アメリカ)
第2試合 バンタム級/5分3R
○前田吉朗
(日本)
1R2分29秒
TKO
チャーリー・バレンシア×
(ブラジル)
第1試合 フェザー級/5分3R
○ミカ・ミラー
(アメリカ)
1R1分39秒
TKO
チャンス・ファルラー×
(アメリカ)