“補強の目玉”はドルトムント戦で存在感を十分に示せず。不完全燃焼のデビューとなった【FC東京】
4−4−2システムでスタートさせたFC東京は、3−4−3を採用するドルトムントのパスワークに苦しめられる。左ウイングバックのマクシミリアン・バイアーやボランチのフェリックス・ヌメチャらを捕まえ切れず、守備は後手に回った。
大雨のなかで思うようにリズムを掴めず、前半は押し込まれる時間帯が続く。それでもGKキム・スンギュの好守や右サイドバックの室屋成の粘り強い対応でゴールを割らせず、どうにか耐え抜いた。
しかし54分、マークが甘くなった一瞬の隙を突かれ、ドルトムントのファビオ・シウバに強烈なシュートを叩き込まれて失点。その後は反撃を試み、63分には仲川が決定機を迎えたものの、シュートを決め切れなかった。
FC東京にもチャンスはあったが、プレーの精度や球際の強度ではドルトムントが一枚上。“補強の目玉”として期待されるヴァリスも、起用された前線でボールに絡めない時間帯が長く存在感を示せず。不完全燃焼のデビュー戦と言わざるを得なかった。
チーム全体としても、本来の良さを十分に示したとは言い難い。それでも個人では仲川や室屋が好パフォーマンスを披露するなど、収穫もあった。フレンドリーマッチだけに結果を過度に悲観する必要はないだろう(0−1で黒星)。
本番は8月8日のFC町田ゼルビア戦。攻守両面での連携面を修正し、リーグ開幕戦の勝利に繋げたい。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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