炭酸飲料「スパークリング」を紹介する西山さん(蘭越町で)

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 【後志広域】医療薬品開発支援大手のシミックホールディングス(東京)が、後志管内蘭越町産の赤シソ「下阿達(しもあだち)」を使った炭酸飲料「スパークリング」が、昨年7月の発売から1年で販売1万本を達成した。レモンのような爽やかな香りなどが人気を後押ししている。

 「下阿達」は京都大学が開発した赤シソ。2020年には同社と京都大、蘭越町の3者が「薬用植物プロジェクト」によって地域活性化を目指す連携協定を結び、町内で委託栽培が始まった。今年は9戸が約1万6000株の収穫を予定する。

 スパークリングは「下阿達」を使った6番目の商品として同社が開発。1本(330ミリリットル)370円で、製造は渡島管内七飯町の飲料メーカーに委託する。レモンのような香りを持つ「下阿達」の特長を生かした上で、爽やかですっきりとした飲み口に仕上げた。色合いはロゼワインのような美しいピンクで、ラベルには「世界で、唯一の紫蘇(しそ)」とプリントしている。

 同社によると、町内の道の駅や宿泊施設、町外はニセコエリアのホテルやレストラン、スーパーなどで販売。口コミで徐々に人気が広がり、6月までに1万本を売り上げた。

 今季の収穫は6月30日に始まり、作柄は良好。同社は2年目の7月から、ニセコエリアなどでの販売を強化して倍増の2万本の販売を見込む。同町に駐在する同社ストラテジックビジネスユニット生薬事業部の西山大介さん(49)は「素材の個性が詰まった、これまでにない味がとても好評。ぜひ味わってほしい」とアピールする。

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