ミジオロウスキー「マダックス」で15奪三振は史上最多!デビューから1年の“怪物”CY賞大本命か
◇ナ・リーグ ブルワーズ6−0フィリーズ(2026年6月12日 ミルウォーキー)
ブルワーズの“怪物右腕”ジェーコブ・ミジオロウスキー投手(24)が12日(日本時間13日)、本拠でのフィリーズ戦に先発。1安打に抑え15三振を奪う圧巻投球で準完全試合を達成し、自身初の完封勝利を挙げた。
6−0で迎えた9回2死、1ボール2ストライクからの4球目、クロフォードを103・1マイル(約165・9キロ)直球で空振り三振に仕留めると、ミジオロウスキーは両手を天に突き上げ大喜び。立ち上がってゲームセットを待ち構えていた本拠ファンも大歓声で快投を称えた。
メジャーデビューからちょうど1年の6月12日、歴史的快投で球史に名を刻んだ。初回、先頭で両リーグ最多24本塁打を放っているシュワバーを迎えると、2ボール2ストライクからの5球目、外角低めに104・5マイル(約168・1キロ)の直球を投じ空振り三振。2008年のピッチトラッキングシステム導入以降、先発投手による最速記録となった。
この回、ターナー、ハーパーと3者連続三振に仕留めると、勢いに乗った。9回まで許した走者は4回にシュワバーに浴びた中前打による1人のみ。自己最多15三振を奪って95球で「マダックス」(100球未満での完封勝利)での完封勝利を挙げ、準完全試合を達成した。
大リーグ公式サイト「MLB.com」によると、95球のうち、74球がストライクで、1988年に投球数の記録が始まって以来、「マダックス」での15奪三振は史上最多という。うち、12三振は100マイル(約160・9キロ)以上の直球で奪った。
また、直近8試合の防御率は0・17で、自責点が公式記録となった1913年以降、オープナーを除けば歴代最低の防御率という。
ミジオロウスキーはクラウダー大から22年ドラフト2巡目(全体63位)でブルワーズ入団。ちょうど1年前の6月12日にカージナルス戦でメジャーデビューを果たし、5回無安打無失点で初勝利を挙げた。
それから1年、今季成績は14試合で8勝2敗で、両リーグトップの防御率1・34とメジャー屈指の剛腕に成長。サイ・ヤング賞の“大本命”となりそうだ。
