現場のある住宅街。規制線が張られ警察官が慌ただしく出入りした(1日、埼玉県川口市で)

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 1日午後3時頃、埼玉県川口市飯原町の住宅から「ケアマネジャーの首を包丁で切った。これから自分も刺す」と110番があった。

 県警川口署員が駆けつけたところ、通報したとみられる住人の男(60)と女性の2人が血を流して倒れており、搬送先の病院で死亡が確認された。女性は同市の介護支援専門員鈴木希代子さん(63)で、この住宅を訪問していたとみられる。血がついた刃物が現場で見つかり、同署は男が鈴木さんを切りつけた後、自殺を図ったとみて調べている。

 発表によると、2人は室内で倒れており、ともに首に傷があった。この住宅には90歳代の女性が息子と暮らしていた。住人の女性にはけがはないという。これまでケアマネジャーに関するトラブルの相談が県警に寄せられたことはなかった。

 現場はJR川口駅から南西に約1キロの住宅街。周辺には規制線が張られ、警察官が慌ただしく出入りした。近くの80歳代の男性は、現場の住人の男が布団を干している姿を見かけたことがあるといい、「事件を起こすようには見えなかったが……」と不安そうに話した。