竹内涼真(桐生一馬役)=Amazon Originalドラマ『龍が如く 〜Beyond the Game〜』(C)2024 Amazon Content Services LLC or its Affiliates.

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 俳優の竹内涼真が主演するAmazon Originalドラマ『龍が如く 〜Beyond the Game〜』(全6話)より、“家族”を描く人間ドラマから300人規模の大乱闘まで、オリジナル脚本で描く本作の見どころをキャスト陣が語るインタビュー特別映像が解禁となった。同ドラマは、動画配信サービス「Prime Video」で10月25日、11月1日に各3話ずつ独占配信される。作品の視聴には会員登録が必要。

【動画】メイキングシーンも交えて見どころを紹介するインタビュー特別映像

 映像には、桐生一馬役の竹内、錦山彰(錦)役の賀来賢人、澤村由美役の河合優実、伊達刑事役の渋谷すばる、真島吾朗役の青木崇高、佐々木大吾役の佐藤浩市らが登場。ゲーム原作への敬意を込めつつ、ドラマならではの家族愛や迫力のアクションシーンについて語っている。

 竹内は「原作のゲームをリスペクトしながらも、オリジナル脚本で作り上げた桐生一馬の生い立ち、背中に龍を入れて神室町で生きようと思った理由、彼を突き動かす原動力を意識しながら演じました」と、キャラクターの深層に迫る演技に取り組んだことを明かしている。また、血のつながらない家族の物語として、「ゲームの美しい部分をベースにしながらも、人間ドラマを重厚かつ繊細に描いているなと思います」と本作ならではのドラマ性を強く推す。

 賀来は「桐生と錦と由美とミホはすごく貧しい環境で育って、子どもから青春時代まで一緒に過ごしていて、彼らは本当に"家族"なんです。現場での俳優としての四人の空気感もバチっとくるものがありました」と、キャラクター間の絆と俳優同士のケミストリーについて言及。さらに、「1995年と2005年の対比を描いていって、キャラクターたちがどうやって10年間の間に変わっていったかをドラマチックに見せているんです。ただのヤクザものでもアクションものでもない、"人間"というものにフォーカスした作品になっていると思います」と、語っている。

 本作の見どころの一つである巨大セットと大規模アクションシーンについては、渋谷が「圧倒されました。ド迫力のセットが建てられていて、すげえなと。(現場に)いるだけで楽しかったですね」と感想を述べ、佐藤が「(ヤクザの組員を演じる)役者さんたち300人をオーディションで決めて撮影しているんです。お芝居やアクションができる方々をそろえてやるところにスケールのでかさを感じました」と、その規模の大きさを証言している。

 ゲームファンから絶大な人気を誇るキャラクター・真島吾朗が、本作では堂島組長の冷酷な執行人(エンフォーサー)として桐生や錦と敵対する役どころで登場するが、真島を演じた青木は「派手に暴れていますから、そこは期待していただきたいです。アクション部の皆さんと一緒にアイデアを出し合って、真島の兄さんらしい戦い方をしているので!」と、アピール。河合氏は「他の現場でできるのかなというくらいレアな経験をさせていただいた」と、撮影の特別さを振り返った。

 同ドラマは、セガの大ヒットゲーム「龍が如く」シリーズが原作。ゲームと同じ歓楽街・神室町を舞台に、極道の世界に身を置くことになった桐生一馬(竹内)と錦山彰(賀来賢人)の生き様を、1995年と2005年の2つの時間軸を交差させながら描くオリジナル脚本のクライム・サスペンスアクション。

 1995年、児童養護施設「ひまわり」でともに育った桐生、錦、由美、ミホの4人は規律に縛られた暮らしから新しい世界へ飛び出そうと、ゲームセンター襲撃事件を起こす。襲った店は神室町を牛耳るヤクザ組織、堂島組の息がかかっていたため、堂島組長から事件の落とし前をつけるよう迫られる。桐生たちが育った「ひまわり」を運営し、父親代わりでもある、風間新太郎(唐沢寿明)は、桐生たちがまっとうな人生を歩むことを望んでいたが、その願いとは裏腹に4人は裏社会に落ちていく…。10年後の2005年、桐生は大切な“家族”を守るために再び神室町に戻り、血で血を洗う戦いに臨むことになる。