ドジャース・大谷(提供・共同通信社)

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 「ドジャース−パドレス」(26日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平選手は七回1死一、二塁の第4打席で勝ち越しの右前適時打を放った。

 左腕・スコットとの対戦となり、初球の変化球を見極めた大谷。2球目のスライダーを振り抜くと、打球は一、二塁間を破った。二塁走者が生還し、本拠地は大歓声。大谷も一塁到達前にガッツポーズ&雄たけびをあげ、二塁塁上で三塁ベンチに向かって「カモーン」と両手を振り上げた。

 さらにベッツのタイムリーで二塁から生還した大谷。これでシーズン131得点となり、ロサンゼルス移転後ではフリーマンに並んで最多タイの記録となった。

 2点を追ったこの回はスミスがバックスクリーンに飛び込む同点2ランを放って試合を振り出しに戻した。ベンチでは打球がバックスクリーンに向かった瞬間、大谷が立ち上がってベンチ最前列へ。絶叫してガッツポーズを繰り出すと、満面の笑みで隣にいたフリーマンとハイタッチをかわした。

 沈んでいた本拠地のスタンドも大いに沸き返る一撃。そこに続いた大谷、そしてベッツの連続タイムリー。3年連続の地区Vへ一気に試合をひっくり返した。