浜口京子、父・アニマル浜口さん代理で小林邦昭さん「通夜」参列…「父も言葉が詰まちゃって…胸が苦しくなるぐらい」
「虎ハンター」の異名で新日本プロレス、全日本プロレスなどで活躍し今月９日に亡くなった元プロレスラーの小林邦昭さん（享年６８）の通夜が１８日、都内の斎場でしめやかに営まれた。
通夜には、元新日本プロレスの藤波辰爾、藤原喜明、長州力、前田日明、佐々木健介、西村修、新日本の真壁刀義、菅林直樹会長、ＡＥＷの柴田勝頼、元レフェリーのミスター高橋氏、タイガー服部氏らプロレス関係者約２００人が参列した。
小林さんは、１９５６年１月１１日、長野県小諸市出身。アントニオ猪木さんにあこがれ高校を中退し１９７２年に新日本プロレスへ入門。１９７３年にデビューした。８０年にメキシコ遠征。８２年１０月にがい旋帰国し、当時、人気絶頂だったタイガーマスクの宿敵として活躍。必殺のフィッシャーマンズスープレックスを武器に名勝負を展開。さらにマスクを破る掟（おきて）破りの反則で「虎ハンター」の異名を取り、トップレスラーの仲間入りを果たした。
通夜には、小林さんと「維新軍団」、「ジャパンプロレス」で行動を共にしたアニマル浜口さんの代理で長女で女子レスリング２００４年アテネ、０８年北京と２大会連続で五輪銅メダルを獲得したタレントの浜口京子が参列した。
京子は、小林さんの訃報でアニマルさんが「父も言葉が詰まっちゃって…それ以上聞くのも私も胸が苦しくなるぐらい」とショックを受けていることを明かし、この日は「プロレスラーを目指してる子供たちに練習をやっている最中なんですけど…私が代わりに」と自身が参列したことを明かした。
そしてアニマルさんが１９８８年に浅草で「アニマル浜口ジム」を開いた時に「小林さんにもみなさんにもお世話になって」と振り返り「アルバムを開けば小林邦昭さんの姿がいっぱい父とともにあって、父と小林邦昭さんがともに過ごされた時間がすごく多いんだな、とてもお世話になったんだなというのは幼いころからずっと思っておりました」としのんだ。
さらにプロレスラーとなった道場生が小林さんにお世話になったことに感謝し「とても優しく接していただいたことをコーチの仲間たちにもよく聞いていて…最後のあいさつをさせていただきました」と明かしていた。
